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PILOT COCOON(コクーン)を買った

会社用の万年筆には、PILOTのニューヤングレックスの細字(F)とウォーターマンのブルーブラックを使っていた。しかし、コンバーターがCON-20なので、1週間ぐらいでインク切れを起こします。残量が見えないうえに、会社にボトルを置くことも出来ないので、今回CON-50が使える万年筆を買った。

PILOTのコクーン。

化粧箱もプラのギフトケースも可愛らしい。若い世代を狙った商品のようだ。メタリックグレーを選んだが、他にもメタリック系のシックなカラー5色を揃えています。

デザインも「まゆ」のような流れるような楕円形で、キャップ部の段差が無いのが特徴です。グリップする位置に塗装した上に滑り止め加工されています。


ニブはプレラと同じということですが、表面にブツブツ模様をあしらっていて、同じとは到底思えない。

刻印もPILOT(F)とオーソドックスな刻印に変わりましたが、PILOTの文字は透かし彫りみたいな加工で凝っています。

ニブ付け根に「1112」と数値があるが、これが製造年月の2012年11月なのか、製造工場なのかは不明です。


なんと言っても、コンバーターのCON-50が使えるのが利点です。

さっそくラミーの古典BBを吸わせました。

CON-20は残量が見えないし、吸い上げる容量が少ないので、困る。(せめてCON-20も残量が見えやすい工夫をして貰いたいところです。)


このコクーン、ショートサイブのプレラと比べ、軸バランスが完璧です。

書き味も鉄ニブだから硬いだろうと思っていたが、これまで使った鉄ニブの書き味とは違い、柔らかくもあり、ガリガリしたところが全くないですね。

これがプレラと同じニブとは信じられないです。どういう細工なんだろう、不思議です。プレラよりインクフローが良いので、その分線幅も太いように感じるが、それでも細字です。


インクは、最初はラミーの古典BBを入れていましたが、変更。

ラミーの黒に近い濃紺も良かったのですが、もう少し明るめのブルーがいいかなと思って、純正パイロットのBlue Blackを入れた。

70mlと他社より少し大きめサイズですが、1,050円で安いし、パーカーBBのような青さが残るので好きな色です。

PILOTの細字(F)は表示通りの細字が書ける。より実用的な意味合いで最高なのは、キャップをしないでもペン先が乾かないのがPILOTです。会社用に愛用しています。

マイナス点は、握った時、首軸と胴軸の継ぎ目に指が当るんです。胴軸側に滑り止め塗装があり、これがビニールテープを巻いたような加工で、デザイン的にはしっくり来ない。

とはいえ、私の持っている廉価万年筆の中で、書き味の良さと線幅の好みではベストな細字万年筆です。万年筆


(2013/11/02追記)
コクーンは書き味がいいので、他のインクを試すためにコクーンのイメージカラーの「ブルー」を追加購入。

ごくごく普通のデザイン性に欠けるクリップ。少し遊び心があっても良いのではないでしょうか。

クリップの付け根には「JAPAN」の文字。JAPAN品質です。

ブルーの軸が綺麗なコクーンには、プライベートリザーブのミッドナイトブルーズを入れています。


 
 

揖保乃糸の箱で漆調ペンケース

2013年最初の工作は、この揖保乃糸の桐箱を使います。

万年筆が数本たまったので、その整理用のペンケースにします。

お正月なので、漆塗りっぽい高級万年筆ケースを作ろうと思う。

まずは、#1000で丁寧にペーパー掛けして、表面を整えます。表面の文字はなかなか消えませんが、これでいいでしょ。


買ってきたのはダイソーの水性ニス(マホガニー)とハケ。

仕上がりは、桐箱はほとんど白地ですので、マホガニーの赤が生え、朱の漆塗りのようになる想定です。

写真は3度塗りの後。心配していたフタの反り返りもなく順調。表側は、あと2回ほど重ね塗りします。


敷物は、カラーフェルト。これもダイソーです。

エンジ色がなかったので、緑にしようかこの赤にしようかと5分ぐらい悩んで、赤を購入。

漆調は、やっぱ赤ね、って感じの乗りです。


ハイ、完成。

フェルトは箱底の寸法に合わせてはさみで切って、両面テープで固定しています。

この完成度、いいっす。手

揖保乃糸には見えないんじゃないでしょうか?思った通りの深い赤に塗り上げることができました。


この箱は高さ加減が薄いし、かつ丈夫に作られているので、ペン類を入れるのにはジャストサイズです。

あらら、やっぱ消えなかった。・・・手延べそうめんの文字がご愛嬌です。

材料費は、ダイソーで買ったニス・刷毛・フェルトの3点、315円です。


私の廉価な万年筆コレクション(全て売価1,800円以下です)も、ペンケースに収めるとちょっとだけ高級万年筆に見えなくもない。

仕切りがないのでゴロゴロしますが、持ち運ぶわけではないのでOKです。

ペンケースが出来たので、次はボトルインク・ケースも欲しくなった。



 
 

BORGHINI/ボルギーニ Transparent万年筆/V71(オレンジ)

イタリア製の万年筆、Transparent V71。ちなみにTransparentは透き通るという意味。

エルバンのトラディショナルインクカートリッジを買ったついでに、分度器さんで購入。(945円)

5色の軸カラーがあったが、オレンジとイエローしか在庫がなかったので、オレンジをGET。


首軸のスケルトンなところは、非常に美しい。

クリップのデザインとかも好きですね。

ただ、キャップがカチッと閉まらないです。クチュって感じなので、密閉度が無さそうです。パイロットのプレピーの方がキャップの作りはいいです。


ニブ印は、IRIGIUM POINT GERMANYとなっているので、シュミット製かな? オートの1,000円万年筆と同じニブです。

ニブとペン芯が離れているので、インクが擦れる気がする(まだ試していない)。

そのうち、エルバンのインディアンオレンジでも入れよう。ビン


REGALのコンバーターを挿し、インクはPILOTの色彩雫【夕焼け】を入れた。

オレンジ軸には、インクもオレンジ系ということで、カラーインクで楽しめます。字幅は、細字とまではいきませんが、そんな太くないですね。

擦れもなく、まずまずの書き味です。当然、鉄ニブですので硬いです。


■はじめてのスケルトン万年筆シリーズ
 万年筆 其の一:セーラー「ハイエースネオ スケルトン(F)」
 万年筆 其の二:セーラー「プロフィットジュニア 透明軸 MF(中細) 」
 万年筆 其の三:パイロット「限定プレラ iro-ai(色彩逢い) 細字(F)」
 万年筆 其の四:プラチナ「バランス #5 シャインクリスタル 細字(細)」
 ドラえもん おまけ:PILOTのコンバーター(CON-50)を、プラチナ互換にする
 万年筆 其の五:ラミー「サファリ スケルトン万年筆 L12(EF)」

 万年筆 番外一:プラチナ「プレピー デモンストレーター」
 万年筆 番外二:BORGHINI/ボルギーニ Transparent万年筆/V71(オレンジ)
 万年筆 番外三:入門万年筆 ペリカン「ペリカーノJr 学習用(A)」

 ビン 其の他:パーマネント(古典)ブルーブラック・インクを試す

 
 

雑誌おまけ万年筆には、カラーインクを使う

雑誌の付録に万年筆が付く、という情報を得たので、近所の本屋さんで購入。

MonoMax(2013年1月号、790円)とGoodsPress(2013年1月号、730円)です。

MonoMaxのCOACHとのコラボ万年筆は「即日完売!」なんて記事がありましたが、近所の本屋さんには、まだ3冊残ってた。


ま、こんな箱にポロっと入っていました。

COACHは外から見えないのに、化粧箱にもCOACHのマークやブリスターパックでの梱包です。

結構、イメージを売っている感じです。

両方ともヨーロッパ規格のショートカートリッジ(青)が2本付きます。


中身に取説がぺらっと1枚入っていましたが、書いてある絵は全く同じ、フリーの図なんでしょうね。

GoodsPressの取説には、適合カートリッジのメーカーと型番まで書かれており、親切です。

それと「MADE IN CHINA」としっかり明記しています。こういう細かなところに顧客志向が見え、好印象ですね。


2本とも、軸、首軸、キャップが真鍮製で、なかなかの質感です。

特にCOACHコラボの軸は、カバンなんかと同じ落ち着いた茶色の総柄(そうがら)で、気分はプランドっぽい。

これは、ブランド好きにはたまらんかも。はーと

ライムグリーンの軸は、ショートサイズでPILOTプレラと同じ長さです。


ニブは、無刻印のユニバーサルデザイン。

何か文字が入れてあればと思うが、万年筆の重要ポイントは手を抜いた形です。

2本とも同じニブのようです。


はい、裏側も同じ。共通です。

イコール、交換可能かと思い、抜こうとしましたが抜けず。壊しそうなので、交換は諦めました。


シルバーの飾りリング、ここは手を抜かず、ブランドロゴ入り。

絶対、知らない人はCOACHの万年筆だと勘違いするね。


この2本には、常用のブルーブラックではなく、カラーインクを入れることにする。

中国の多くのメーカー(HERO、DUKE、カンガルーなど)は、日本メーカーの互換性のないカートリッジではなく、メーカー互換のヨーロッパ規格を選択したのは正解ですね。

GoodsPressのライムグリーン軸に入れるので「緑のインク」を探します。


ヨーロッパ規格のショートカートリッジで、豊富な30色ものカラーインクを揃えているのが、「エルバン」です。

6本入りで420円ですが、分度器さんでは、1本からバラ販売してくれます。それも1本70円です。

危険参考までに、REGALのインクコンバーターは、GoodsPressにはきつくて刺さりませんが、COACHコラボ軸には刺せました。


さっそく、GoodsPress軸でエルバンの「アイビーグリーン」の試し書き。

その右側は、iroshizukuの「深緑」です(REGALで書いています)。

アイビーグリーンなんて、ネーミングがいいよね。

そのアイビーグリーンは、鮮度がよい明るい緑ってとこかな。色彩雫の深緑が混ざったような眠い緑に比べると、濃い緑色です。

上段の赤インクは、MonoMaxのCOACHコラボ軸で書いた「オペラレッド」。深〜い赤でもあり、赤ブドウの熟成したワインレッドとでも表現したら伝わるでしょうか。オペラレッドは、少し裏写りしちゃうけど、クラシックな落ち着きもあり、この軸にはこの赤しかない、って感じでベスト。

エルバンってiroshizukuで提供していないカートリッジが入手できるので、文句なく楽しめます。手 エルバンインクの特徴は、時間が経つと筆跡の濃淡がはっきりするので、万年筆の魅力がよく出ます。但し、染料にしてはインクの乾きが遅いのが気になります。


一言、書き味も書いておきましょう。

スチールニブなので硬いですが、すいすい書けます。HIRO製かなあ?中華、あなどれない。

極細字というほどではないですが、細字と言っていいでしょう。

キャップをおしりに刺すが、きちんとはまらないのでぐらぐらする。それとオール真鍮なので軸バランスが悪い。

クリップの作りも今ひとつとマイナス面もありますが、プラ軸には出せない質感があります。カエルカラーのショート軸から「みどりのいんく」が出る、いいですね。会社用に使います。アップル


ライムグリーンと全くニブかと思ったが、こちらの方が筆跡は太いです。国産の中細字といったところかな。マーキング用にはよさそう。

硬いというのは同じですが、ニブポイントが太い分、すらすら書けます。上質紙には書き出しが渋りますが、問題ないです。

廉価ニブは当り外れが出やすいが、当りを引いたようです。

インクフローが良いお陰で、キャップを閉めないで10分放置しても、書き出せるのは良い。(GoodsPressのライムグリーンのニブは、5分でインクが出なくなった。)

クリップも天軸からの一体構造の凝った作りになっていて、上質感ありです。

この2本の万年筆、雑誌のおまけで、カエルカラー730円とCOACHもどき790円ですからね。いやー、凄いっす。リンゴ


 
 

手帳用細字万年筆、そしてメモ用にも使う

手帳用の細字万年筆は、ボールペンの0.4ミリ以下の細字、かつブルーブラックは絶対条件です。それ以外にペン先の乾きが重要となります。会社で使うには、普段使いのボールペンのようにキャップを外しっぱなしが普通。今回は細字万年筆のキャップを外した状態で、どの位迄ほっておけるか、テストしてみました。

チェックした細字万年筆とインクは、以下の5本。
 PLATINUM デスクペン(極細字)/プレジール (735円)+パーカーQuink BB
 SAILOR 旧ハイエース(F-4)(1,050円)+セーラー青墨(せいぼく)
 PILOT ニューヤングレックス(F) (3,150円)+ウォーターマンBB
 PILOT プレラ(F) (3,150円)+パイロット iroshizuku(月夜)
 OHTO F-スピリット(細字)(1,050円)+ペリカンBB(古典BB)

以下の写真は、試し書きのサンプル結果です。テスト方法は、5分後に少しだけ書いてみて、そのまま10分経過後にまた少し書いてみて、次は15分後、というようにしました。最後は、テスト開始から3時間半後です。

上記、5本のペンとインクを左から、 ↓◆◆ΑΑΑ↓イ僚腓吠造戮泙靴拭(縦方向は一番上が5分後、次が10分後、・・・、一番下が1時間経過後です。)

結果、面白いほどはっきりした差が出ました。


PLATINUM デスクペン(極細字)/プレジール (735円)+パーカーQuink BB

プラチナのニブは、インクフローが少ない特徴があるが、その特徴通りの結果が出た。

5分程キャップをしないでおくと、書き出しが渋くなり、なかなかインクが降りてこない。評価対象外って感じ。

よって、会社用には不向き。

プラチナのデスクペンは書き易いし、細字で手帳にはもってこいなので、非常に残念。やかんさん


SAILOR 旧ハイエース(F-4)(1,050円)+セーラー青墨(せいぼく)

続いてセーラー。

インクフローでは、パイロットとプラチナの中間と言われていますが、その結果通り。

20〜30分までであれば、いらつかないで書き出すことが可能です。

顔料インクを考えると立派ですが、もう少しです。。。


PILOT ニューヤングレックス(F) (3,150円)+ウォーターマンBB

想定通り、パイロットのニブはインクフローが良いので、すぐに書き出せる。

1時間キャップをしないでほっておいても、特に問題なく書き出せる。

他社製インクでもこの性能、素晴らしい。

コンバーターがCON-20しか使えなく、インク残量が確認できないのが、ほんと残念。


PILOT プレラ(F) (3,150円)+パイロット iroshizuku(月夜)

同じく、パイロットのニブ。

ニューヤングレックス同様、1時間までは許容範囲。

強いて言えば、インクも同社のiroshizuku(染料インク)なので、もうちょっと頑張って欲しかった。


OHTO F-スピリット(細字)(1,050円)+ペリカンBB(古典BB)

細字と言いながらも結構太い。

15分でNGとなったが、その後復活した。古典BBとの相性の問題か?

流石に1時間経過時には、インクが出なくなったが、古典BBの濃いブルーはやっぱり良いです。

酸化し、乾燥したペン先ですが、キャップを閉めて1時間もしたら、またスラスラ書けるようになりました。良かったです。

今回のテストは素人の単純なテストなので、全部の製品がこの結果通りになるとは限りませんのでご注意を。それと、日本メーカーのインクフローは、以下のように一般的には言われています。
  (量が少ない) プラチナ < セーラー < パイロット (量が多い)
インクフローの多いパイロットのニブは、乾きにも強いということが判明した。0

手帳用細字万年筆は、この1本。

パイロット ニューヤングレックス+ウォーターマンBB。

無名のニューヤングレックスですが、老舗のPILOTの味がある。ウォーターマンBBは、初心者に推薦する店主も多く安心のインク。

・・・勿論、メモ書き用でもあります。

会社用としてメモを取るには、パイロットの細字ニブを使うのが良さそうです。

プラチナは、カリカリ感が少ないので使いたいが、会社用としては難しい、というのが結論です。



 
 

年賀状の宛名書きには、この1本

年賀状はやっぱ、万年筆でしょ!シリーズ(17)

師走に入り、かれこれ11月から1ケ月に渡り、私なりに検討してきた結論です。年賀状の宛名書きにふさわしい万年筆シリーズの最終回は、「年賀状の宛名書きには、この1本」です。安価な、それでいてボールペンにない万年筆の魅力が味わえる逸品をセレクトしました。


【年賀状の宛名書きにふさわしいペン】


 チェック古典BB、または顔料インク・・・・年賀状は、雨や雪に当ることも考えると、染料インクは除外です。
 チェック太くても良い・・・・極細字は、ボールペンと変わらないので、味を出すにはある程度太くてOK。
 チェック安価なペン・・・・年に1回しか使わないし、手入れが難しそうなので、高級品は必要なし。

インクは、ペリカンのブルーブラック(古典BB)とセーラーの青墨(顔料)が好みなので、2ボトルをセレクト。

ニブは、細字の4本(※)を除くと、この2本に落ち着きました。オートとセーラー、やっぱ日本製が一番安心できます。皆さんもこのニブとインクは、オススメします。
 ペンオートのF-スピリット(1,050円)+ペリカンBB
 ペンセーラーの旧ハイエース(1,050円)+青墨


【候補1】OHTO F-SPIRITには、古典BBのペリカン 4001 ブルーブラック


字幅が万年筆らしい筆跡が出るのがシュミット製ニブだと思うし、書き易さでF-スピリットを第一候補にした。

インクは、古典BBの中でも唯一ブルーの味が残る、ペリカン 4001のBBが好みです。

乾くと濃紺のインクは、古典BBの最高の味わい。

(2012/12/22追記)
本日から年賀状を書き始めましたが、はがき表面は良いんですが、裏面はインク滲みが酷くて使えません。オートはパイロット並みにインクフローが良いのと、ニブが中細字なので特に滲むようです。

表面の宛名書きには問題ないので、F-スピリット+ペリカンBBは宛名書き専用にします。


インクジェットはがきはカラーインクの定着を優先したので、筆記具のインクの吸収も早いようで、細字以外ではのきなみ滲みます。

ペリカン4001のブルーブラックだけ滲むというのではなく、パーカーBB・ウォーターマンBB・iroshizuku月夜も、同様に滲みます。

年賀状用のインク選び、なかなか始めてでは難しいです。やかんさん


【参考】各メーカーのボトルインクで、インクジェット用はがきの裏側に試し書きしてみました。


【候補2】SAILOR 旧ハイエースには、顔料インクの青墨(せいぼく)に決まり


セーラーの青墨の色合いに魅了されたこともあり、このインクは使いたい。

筆跡が顔料の特徴なのか、輝くところがGood。

このインクに合うのは、やはり同社の旧ハイエースしかないでしょう。若干、細字なところと、ブルーが薄いのが気になるので、第二候補としました。

(2012/12/22追記)
青墨(せいぼく)は、インクジェット用はがきの裏面でもインク滲みは全くありません。(上の試し書き写真を見てください。1本だけ、滲みが出ません。)セーラーのナノインク、素晴らしいです。万年筆のボトルインクでは無理なのかなあ〜、と半分諦めていたので、良いインクに巡り会えました。0


ただ、ペン先がこんな、ダンゴ状態になってしまいます。

旧ハイエースのニブポイントが細いため、2枚ほど書くとCanonのプリンタで印刷したはがきのインクかすを引っかき、ペン先にだまになって溜まります。

これはどの細字ペンを使っても同じでしょうから諦めます。



 (※)細字ニブを持つペン =宛名書きには適さないが、手帳などに書き込むには最適。
  ・PILOT ペン習字ペン(EF) (515円)
  ・PILOT プレラ(F) (3,150円)
  ・PILOT ニューヤングレックス(F) (3,150円)
  ・PLATINUM デスクペン(極細) (735円)


<年賀状はやっぱ、万年筆でしょ!シリーズ>
 ペン第1回:プラチナの200円万年筆「プレピー <0.3>細字」
 ペン第2回:プラチナ「プレジール <0.3>細字」
 ペン第3回:セーラー「ハイエース」と「ハイエース・ネオ」
 ペン第4回:オート「F-SPIRIT(F-スピリット) 細字」
 ペン第5回:シェーファー「ノンナンセンス F(細字)」
 ビン第6回:万年筆には、ブルーブラックインクでしょ!
 ビン第7回:パーマネント(古典)ブルーブラック・インクを試す
 ペン第8回:中華万年筆ってどーよ! 「カンガルー&デューク」
 ペン第9回:台湾万年筆だって負けていない!! 「REGAL」
 ペン第10回:プラチナ「デスクペン 極細字」
 ビン第11回:パイロットインキ iroshizuku(色彩雫)
 ペン第12回:プラチナ「プレピー デモンストレーター」
 ペン第13回:オート「万年筆 Dude/デュード ブルー(細字)」
 ペン第14回:パイロット「PRERA/プレラ ロイヤルブルー F(細字)」
 ペン第15回:パイロット「ペン習字ペン ノンカラー EF(極細字)」
 ペン第16回:パイロット「ニューヤングレックス F(細字)」
 ペン第17回:年賀状の宛名書きには、この1本
 ペン手帳用細字万年筆、そしてメモ用にも使う
 ペン雑誌おまけ万年筆には、カラーインクを使う

 
 

パイロット「ニューヤングレックス F(細字)」

年賀状はやっぱ、万年筆でしょ!シリーズ(16)

たまたま近所のスーパーの見切り品ワゴン特価の中で見つけた「ニューヤングレックス」。半額の1,500円なら買いでしょ。メーカーのHPにも載ってる現行品です。ニューとなっていますので、ヤングレックスという商品のモデルチェンジ版でしょうか? 他に、パーカーとペリカンのボトルインクも格安で置いてありました。


■パイロット ニューヤングレックス(細字)

メーカーHPにも、商品コメントが書かれていない、ふつーの万年筆、黒/赤軸の2種、F(細字)、定価:3,150円。

プラスチック樹脂の黒軸で、昔のヤングエリートのような古風なデザインでして、奇を狙ったような感じはなく、オーソドックスにまとまっています。

黒軸にゴールドのクリップや飾りリング、ごく普通のデザインです。やや細身の軸、とても軽い本体ながら、チープさは感じません。

ロングセラーモデルと紹介する店舗もあるが、いつ頃の発売なのか不明。


細軸のスタンダードペンとして、パイロットでは、同価格帯でカヴァリエも出しています。

カヴァリエの万年筆は持っていないので、ボールペンを掲載(左側)。

カヴァリエ(真ちゅう)で質感があるが、このニューヤングレックスはオール樹脂です。


飾りリングもクリップも、ニブも金色なのに、この首軸先端の金具だけ、シルバーです。

手を抜いていますね、他商品との共用部品でしょう。

とは言え、コンバーターを入れ、キャップをおしりに刺した時の軸バランスは、すこぶる良い。


ステンレスに金メッキされたニブには、PILOT (F)と刻印があります。

ニブ幅も長さも明らかに小ぶりで、いかにも細字が書けそうな外観です。

書き味ですが、プレラ同様、細字ながらもスムーズですし、初回のインクを入れたときから擦れなどもありません。

ニブのしなやからは、プレラ以上でして、鉄ペンとは思えません。

パイロットのニブは、どの商品でも問題ないです。


唯一の難点として、インクコンバーターが、写真のCON-20のスポイト式しか使えません。これは非常に残念です。ダウン割り切るしかないですね。

プレラが出る前まではPILOTの廉価商品だったと推測。

CON-50は連結部に刺さりますが、軸をはめようとすると、干渉しちゃってはまりません。

軸を黄銅にすれば軸厚が薄く出来るのでしょうが、コスト優先です。


手帳用に良さそうなので、ウォーターマンのブルーブラックを入れました。

このインクは、多くの万年筆屋さんが初心者に薦めているので、初めて入れてみました。

パーカーのBBよりだいぶ明るく癖のないブルーで、セーラーの青墨に近いかな?耐水性はゼロですが、手帳用なのでいでしょう。

会社用途としては、キャップを外してもインクが乾かないのも選択理由のひとつですが、20分程度ほっておいても問題なくすっと書き出せます。


【総合評価】
 ・質感/品質:★★☆(細軸なので重厚さはありませんが、良い。ひとつだけ首軸先端金具がシルバーなのはマイナス。)
 ・書き味:★★★(一流メーカーだと実感。鉄ペンの中では唯一しなるニブです。プレラの(F)以上の書き味かと。)
 ・年賀状の宛先書き:★☆☆(細字だけあって、宛名書きにはちょっと線が細い。)
 ・手帳に細かな字を書く:★★★(プレラの細字と同様、手帳にはこのニブを薦めます。)


<年賀状はやっぱ、万年筆でしょ!シリーズ>
 ペン第1回:プラチナの200円万年筆「プレピー <0.3>細字」
 ペン第2回:プラチナ「プレジール <0.3>細字」
 ペン第3回:セーラー「ハイエース」と「ハイエース・ネオ」
 ペン第4回:オート「F-SPIRIT(F-スピリット) 細字」
 ペン第5回:シェーファー「ノンナンセンス F(細字)」
 ビン第6回:万年筆には、ブルーブラックインクでしょ!
 ビン第7回:パーマネント(古典)ブルーブラック・インクを試す
 ペン第8回:中華万年筆ってどーよ! 「カンガルー&デューク」
 ペン第9回:台湾万年筆だって負けていない!! 「REGAL」
 ペン第10回:プラチナ「デスクペン 極細字」
 ビン第11回:パイロットインキ iroshizuku(色彩雫)
 ペン第12回:プラチナ「プレピー デモンストレーター」
 ペン第13回:オート「万年筆 Dude/デュード ブルー(細字)」
 ペン第14回:パイロット「PRERA/プレラ ロイヤルブルー F(細字)」
 ペン第15回:パイロット「ペン習字ペン ノンカラー EF(極細字)」
 ペン第16回:パイロット「ニューヤングレックス F(細字)」
 ペン第17回:年賀状の宛名書きには、この1本
 ペン手帳用細字万年筆、そしてメモ用にも使う
 ペン雑誌おまけ万年筆には、カラーインクを使う

 
 

パイロット「ペン習字ペン ノンカラー EF(極細字)」

年賀状はやっぱ、万年筆でしょ!シリーズ(15)

パイロットの在庫処分で購入した「ペン習字ペン」。全く知らなかったのですが、デスクペンの兄弟でしょうか、ペン習字ペンという名前からして、初めてペン習字を習う方向けの商品です。ペン先は、EF(極細字)のみしかなく、ペン習字ってこんな細いのでいいの、って思う。国産Fより、更に細いEFは魅力的です。ノンカラーというスケルトンの軸なので、インクコンバーターを入れてみるのが良さそう。


■パイロット ペン習字ペん EF(極細字)

正しい握りのできる、エルゴノミクス(人間工学的)グリップ採用、黒軸/透明軸の2種、EF(極細字)、定価:515円。

こんなのあるんだ、スケルトンでお洒落なペンじゃん、ってことで、315円で購入したペン習字ペン。

パイロットのHPでは、万年筆のカテゴリーの一番下に位置付けられています。


デスクペンの間抜けなしっぽを切ったような形でして、キャップはスクリュー式ですね。キャップはおしりに挿すことも出来ます。

ここに、パイロットの心意気が感じます。絶対、ペン先は乾かさないぞ、プラチナのプレピーなんぞに負けないゾ、という意気込みが感じられます。

ユーキャンとかお金を払わなくても、自宅で学ぶんだ、というガテン系万年筆でしょうか?(ちょっと、誇張ですね。)


コンバーターはCON-20、CON-50が適用とカタログ上記載されておますが、スポイト式のCON-20は、インク残量が見えにくいので、回転式のCON-50を使います。

367円です(定価は、515円)。

銀色がかっこいいでしょ?他社に比べ短くインク吸引量が少ないようにも感じますが、パイロットらしく作りがいいです。


私的になじまないのが、ペリカーノジュニアやLAMYのサファリのような「ガイド」が付いていること。

小・中学生向けのガイドが大人には邪魔なんです。


ニブの書き味は、最高。

とにかくこのニブ、プレアの(F)でも細字だったのですが、その上を行きます。まさに極細字。それでいて、紙にひっかからずスラスラ書けます。まずは、だまされたと思って試してみてください。

HI-TEC Cの0.3ミリ相当ですね。

プラチナの一番安価なデスクペン(735円)もいいですが、書き味だけ取るなら、このペン習字ペンでしょうか。


左側がペン習字ペンのニブ。

PILOT SUPER QUALITY JAPAN (EF)と刻まれたニブは、同社のプレアと全く同一形状です。(プレラは、(F)ですが。)

・・・・えっ、3,000円の軸と500円のこのペン習字ペン、同じなの? と、疑いたくなりますが、事実、差し替え可能でした。ペコちゃん (ペン先は手でスポっと抜けます。)

ペン習字ペンは、会社用としてはカジュアル過ぎるし、スクリューキャップが面倒なので使わないでしょう。ニブだけ外してプレラに使わせて頂きます。補充用ニブです。


【総合評価】
 ・質感/品質:★☆☆(515円で、透明軸なので、高級感はありませんが、品質は良い。)
 ・書き味:★★★(やっぱり、ペン習字の用に作られているんでしょう、一級品です。)
 ・年賀状の宛先書き:☆☆☆(ほんとに極細字ですので、年賀状の宛名書きには不向き。)
 ・手帳に細かな字を書く:★★★(これはベストです。プラチナのデスクペン同様、お勧めできます。)


<年賀状はやっぱ、万年筆でしょ!シリーズ>
 ペン第1回:プラチナの200円万年筆「プレピー <0.3>細字」
 ペン第2回:プラチナ「プレジール <0.3>細字」
 ペン第3回:セーラー「ハイエース」と「ハイエース・ネオ」
 ペン第4回:オート「F-SPIRIT(F-スピリット) 細字」
 ペン第5回:シェーファー「ノンナンセンス F(細字)」
 ビン第6回:万年筆には、ブルーブラックインクでしょ!
 ビン第7回:パーマネント(古典)ブルーブラック・インクを試す
 ペン第8回:中華万年筆ってどーよ! 「カンガルー&デューク」
 ペン第9回:台湾万年筆だって負けていない!! 「REGAL」
 ペン第10回:プラチナ「デスクペン 極細字」
 ビン第11回:パイロットインキ iroshizuku(色彩雫)
 ペン第12回:プラチナ「プレピー デモンストレーター」
 ペン第13回:オート「万年筆 Dude/デュード ブルー(細字)」
 ペン第14回:パイロット「PRERA/プレラ ロイヤルブルー F(細字)」
 ペン第15回:パイロット「ペン習字ペン ノンカラー EF(極細字)」
 ペン第16回:パイロット「ニューヤングレックス F(細字)」
 ペン第17回:年賀状の宛名書きには、この1本
 ペン手帳用細字万年筆、そしてメモ用にも使う
 ペン雑誌おまけ万年筆には、カラーインクを使う

 
 

パイロット「PRERA/プレラ ロイヤルブルー F(細字)」

年賀状はやっぱ、万年筆でしょ!シリーズ(14)

パイロットのセールで、40%offとなっていた。普段は目に止めない3,000円クラスの商品が、1,890円、ってことで1本セレクト。細字万年筆では好評の透明軸でないプレラです。プレラ色彩逢い(iro-ai)は、置いていなかった。(売れてるのかも?)


■パイロット PRERA/プレラ ロイヤルブルー F(細字)

軸は太めの寸胴型で、ハイエースと並ぶ細字の万年筆、F(細字)、軸は全9色。定価:3,150円。

渋いカラーのアイボリーが欲しかったが、生憎なかったので、ロイヤルブルーの(F)にした。

「プレラ」という名前は「プレ(本格的)万年筆」の意味らしい。

プラスチック軸なので、軽いし、あくまでカジュアル万年筆なんですが、安っぽくなないです。


キャップなんか、すうーっ、パチって閉まり、密閉度完璧。

これぞ日本製、やっぱ安心、って感じがします。

その秘密は、キャップ内側の銀色のテープですね。メーカーが工夫している部分でしょう。


このロイヤルブルー、思いのほかきれいな発色で、よいセンスです。

軸は太くずんぐりしていますが、クリップのデザインも柔らかいし、女性向けのカラーラインナップに思えます。


プレラは寸胴・短足で可愛いです。HI-TEC Cやプレピーと比べるとよく分かると思います。

昔、昭和40年代のはっぱふみふみのパイロットエリートSなんかもショートサイズで、キャップをおしりにはめることで使い易い長さになったんですよね。


ニブには、重々しくPILOT SUPER QUALITY JAPAN (F)と書かれています。この価格帯ではお馴染みのステンレスです。

インクを挿して最初の書き始めは、なかなかインクが出てきません。どの万年筆も同じでしょうが、暫し我慢です。

細字万年筆のプレラというだけあって、縦横とも同じ幅の線が書ける細字ペンです。細かな文字をきっちり書くには最高でしょうね。

セーラーのハイエースと比べても、プレラの細字は歴然、極細って言っても良いのでは?縦線が太くならないので、ボールペンからの乗り換え派にはぴったりです。ハイテックCの0.3まで行かないまでも、0.4より細い。

書き味だって悪くない。鉄ペン特有の硬いニブというほど硬くは感じないし、弾力がある感じがする。1ケ月程して馴染んできたら、もっと良くなりそう。ペン


インクコンバーターのCON-50も367円で購入(定価525円)したので、色彩雫(iroshizuku)のカラーインクを使うつもり。

軸カラーによってインクを換えるのも楽しそう。

もう1本、買っておけば良かったなあ〜。やかんさん


会社用にということで、さっそく(iroshizuku)の「月夜」を入れました。

1ケ月もするとニブポイントも馴染んで、もっと書き易くなるでしょう。楽しみです。

(注)コンバーターを使っていると、筒のような小さな部品がインク内を前後に泳ぎ、コトコトいいます。インクを拡散するためなのかな?


【総合評価】
 ・質感/品質:★★★(同じ樹脂でも3,000円クラスになると高級っぽい。キャップ部など細かな箇所も高品質。)
 ・書き味:★★★(巷でいうほど硬くないと感じた。ひっかかりもなくスムーズ。)
 ・年賀状の宛先書き:★☆☆(細字というより極細字、宛名書きにはちょっと線が弱すぎて無理。)
 ・手帳に細かな字を書く:★★★(これは私の知っている万年筆の中では抜きん出ている「極細字」です。)


<年賀状はやっぱ、万年筆でしょ!シリーズ>
 ペン第1回:プラチナの200円万年筆「プレピー <0.3>細字」
 ペン第2回:プラチナ「プレジール <0.3>細字」
 ペン第3回:セーラー「ハイエース」と「ハイエース・ネオ」
 ペン第4回:オート「F-SPIRIT(F-スピリット) 細字」
 ペン第5回:シェーファー「ノンナンセンス F(細字)」
 ビン第6回:万年筆には、ブルーブラックインクでしょ!
 ビン第7回:パーマネント(古典)ブルーブラック・インクを試す
 ペン第8回:中華万年筆ってどーよ! 「カンガルー&デューク」
 ペン第9回:台湾万年筆だって負けていない!! 「REGAL」
 ペン第10回:プラチナ「デスクペン 極細字」
 ビン第11回:パイロットインキ iroshizuku(色彩雫)
 ペン第12回:プラチナ「プレピー デモンストレーター」
 ペン第13回:オート「万年筆 Dude/デュード ブルー(細字)」
 ペン第14回:パイロット「PRERA/プレラ ロイヤルブルー F(細字)」
 ペン第15回:パイロット「ペン習字ペン ノンカラー EF(極細字)」
 ペン第16回:パイロット「ニューヤングレックス F(細字)」
 ペン第17回:年賀状の宛名書きには、この1本
 ペン手帳用細字万年筆、そしてメモ用にも使う
 ペン雑誌おまけ万年筆には、カラーインクを使う

 
 

オート「万年筆 Dude/デュード ブルー(細字)」

年賀状はやっぱ、万年筆でしょ!シリーズ(13)

文具店でオートの万年筆の在庫一掃セールをやっていて、ひと目で気に入ったので購入。オートの公式HPには、カタログ落ちしています。(2011年秋頃の商品かと推測。)でも、オートって、1,000〜1,500円の価格帯での軸の造りは国内の他の3社には真似の出来ない芸当ですね、カジュアル万年筆路線ではなく、良い商品を多数発表しています。頑張って欲しいメーカーです。


■オート 万年筆 Dude/デュード ブルー (細字) FF-15DD

太めの六角軸で、軸の両端の冠が真ちゅうでデザインもよく、ブルーの塗装が美しい。
軸カラーは4色、カートリッジインク(FCR-6黒)2本付き、定価:1,575円。(廃番)

6角軸だと加工がし難いだろうと思うが、型に入れて押すんでしょうね。

軸、キャップともアルミです。

未来的な6角軸のデザインも良い。

このメタリックブルーのアルマイト塗装は、上品な色に仕上がっています。廃番なのは残念です。


プラチナのプレジール(1,050円)との比較。

飾りリングが、プレジールのような安っぽいメッキではなく、落ち着いたシルバーもアクセントになっている。

デュードは飾りリング部が厚みのある真ちゅう製になっていて、ある程度の重量があるお陰で、太い鉛筆を持っているような感じで、これがしっくりして持ち易いです。


グリップ部(首軸)もアルミですね。ここは流石に6角ではなく、丸くなっています。

キャップは、カチッと音を立てて閉まります。しかし、閉めた後、くるくる回りますので、密閉度はプレジールの方が上です。

古典BBや顔料系インクは、入れないほうが良いでしょうね。


ニブは、プラウドやF-スピリットと同じドイツ・シュミット製のニブかと思っていましたが、違いました。

IRIDIUM POINT GERMANYの、GERMANYが刻んでありませんが、つたのからまる装飾のデザインはとても似ていますので、やはりシュミット製でしょうか?

飾りリングや軸端の冠、クリップなどのシルバーと合わせ、シルバーのニブを選択したのだと推測します。

ステンレスニブで固めですが、すらすら滑るように書けます。プレピー/プレジールより、気持ち細めの筆跡です。

よくこの価格帯のニブは当り外れがあると聞きますが、今回も当りのようです。オートはヨーロッパ規格のコンバーターが使えるので、明るめのインクでも入れてみよう。


オートの純正カートリッジインク・ブルーブラック(FCR-6)をセットしてみました。

このブルーブラックは、紙に書いたときはまんま青でして、少し経つと濃紺(というか、灰色がかった黒)に変わっていきます。染料インクなんですが、古典BBのような変化をします。この味わいは最高です。

また、オートはヨーロッパ規格を踏襲した唯一の日本メーカーなので、このショートカートリッジは、軸に予備を格納できるので重宝します。(シャープの替え芯感覚です。)

【総合評価】
 ・質感/品質:★★★(オートの軸は良いものが多い。真ちゅうリングで重量バランスも良いし、塗装も美しく、お買い得。)
 ・書き味:★★☆(鉄ニブなので固めですが、ガシガシ書く上では全くスムーズな書き味。)
 ・年賀状の宛先書き:★★★(細字と言いながらも、若干太めで、この太さ加減が私には丁度良いです。)
 ・手帳に細かな字を書く:★★☆(手帳には、ちょっとだけ太字ですが、これ位までは許せます。)


<年賀状はやっぱ、万年筆でしょ!シリーズ>
 ペン第1回:プラチナの200円万年筆「プレピー <0.3>細字」
 ペン第2回:プラチナ「プレジール <0.3>細字」
 ペン第3回:セーラー「ハイエース」と「ハイエース・ネオ」
 ペン第4回:オート「F-SPIRIT(F-スピリット) 細字」
 ペン第5回:シェーファー「ノンナンセンス F(細字)」
 ビン第6回:万年筆には、ブルーブラックインクでしょ!
 ビン第7回:パーマネント(古典)ブルーブラック・インクを試す
 ペン第8回:中華万年筆ってどーよ! 「カンガルー&デューク」
 ペン第9回:台湾万年筆だって負けていない!! 「REGAL」
 ペン第10回:プラチナ「デスクペン 極細字」
 ビン第11回:パイロットインキ iroshizuku(色彩雫)
 ペン第12回:プラチナ「プレピー デモンストレーター」
 ペン第13回:オート「万年筆 Dude/デュード ブルー(細字)」
 ペン第14回:パイロット「PRERA/プレラ ロイヤルブルー F(細字)」
 ペン第15回:パイロット「ペン習字ペン ノンカラー EF(極細字)」
 ペン第16回:パイロット「ニューヤングレックス F(細字)」
 ペン第17回:年賀状の宛名書きには、この1本
 ペン手帳用細字万年筆、そしてメモ用にも使う
 ペン雑誌おまけ万年筆には、カラーインクを使う

 
 
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