〜ビジネスマンの製図用シャープ(その19) 「三菱鉛筆 uni SHIFT」〜
0.3/0.4/0.5/0.7/0.9mmm ブラック/シルバー 軸径(本軸部実測):9.0mm 重量(実測):19.4g 1,000円(税抜き)
uni シフトは、軸をひねって芯先のガイドパイプのみを出す構造になっている。
マットブラックとローレットグリップのシルバーで、すっきりしたデザイン。
ただ、ブラック軸は0.5mmしか選べないので注意。
PENTAX MX-1 smc PENTAX LENS 28-112mm(35ミリ換算) F1.8-2.5
このくびれが、ひねって出す構造部分。
精度的にかっちり感がないので、一番最初に壊れるとしたらこの留め機構と想定されます。
PENTAX MX-1 smc PENTAX LENS 28-112mm(35ミリ換算) F1.8-2.5
グリップは重厚なローレット加工が軸の1/3までしてあり、低重心にも一役かっています。
適度な重さがあり、軸バランスもいいので、持った感触はいいですね。
PENTAX MX-1 smc PENTAX LENS 28-112mm(35ミリ換算) F1.8-2.5
繰り出してガイドパイプを出すため、滅茶苦茶長いガイドパイプです。
この機能を採用するため、メーカーで苦労したと思われます。
口金とこのガイドパイプには遊びが全くないです。ただ、苦労したにも関わらずガイドパイプがふらつく感じがあります。
PENTAX MX-1 smc PENTAX LENS 28-112mm(35ミリ換算) F1.8-2.5
ふらつくのはこの口金とガイドパイプと本体との接続方法にあります。
ガイドパイプを格納するアイデアは素晴らしいし、うまいことパーツを組んでいますが、やっぱりパーツが多いとがたつく原因になります。
PENTAX MX-1 smc PENTAX LENS 28-112mm(35ミリ換算) F1.8-2.5
当然金属チャックです。
ノックするたびにガイドパイプが動きますから、違和感があります。
ノックは軽いです。カチカチ感がないですが、正確に芯が出てきます。
PENTAX MX-1 smc PENTAX LENS 28-112mm(35ミリ換算) F1.8-2.5
消しゴムは黒いのが付いています。キャップの径がボディの径と同じになるようなキャップで、デザインの統一感が出ています。
クリップを留めている箇所ですが、本軸と半透明のプラの間に留まっています。これ、どうやって固定しているのか不思議です。
PENTAX MX-1 smc PENTAX LENS 28-112mm(35ミリ換算) F1.8-2.5
デザインはとても好きなんですが、どうしても好きになれないのが、この溝です。
三菱の技術なら隙間なしに出来ると思うんだが、回転させる構造の一番の弊害でしょうか。
PENTAX MX-1 smc PENTAX LENS 28-112mm(35ミリ換算) F1.8-2.5
【参考】製図用シャープのレビュー記事をまとめました。個人的なおススメ度を合わせて付け加えています。
ビジネスマンの製図用シャープ 〜レビューまとめ〜