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ダーウェント シグネチャーウォーターカラー(水彩)

「滲まない・透けない・裏うつりしない」シリーズ(31)

イギリスのペンシル専門ブランド「DERWENT(ダーウェント)は、175年以上の歴史を誇る。有名なスノーマンのイラストもダーウェント色鉛筆で描かれています。2002年、Queen's Award for Enterprise(企業に対する女王賞)を受賞し、高品質な色鉛筆を製造する工場として広く知られている。

イギリス水彩画家連盟からの要望で作られたというダーウェントの中でも最高品質の製品が、「Signature Watercolour /シグネチャーウォーターカラー」です。


天然木の軸が美しいENGLAND DERWENT・Signature Watercolour (画材販売¥201)

DERWENT英国サイトでは、これまで製品紹介の一番上に掲載されていたが、1/21発表の2008年カタログからは落ちた(廃盤になったようです)。以前の紹介の中には、米国材料試験協会(ASTM)に準拠した高い耐光レートを達成していると明記されていました。(他メーカーでは、ロイヤルターレンスのVANGOGH鉛筆もクリアしている。)参考までに、以前のSignature Watercolourの紹介webです。

画材大手の世界堂で取扱っていないメーカーなので(4、5年前迄は扱っていたとのことです)、今回、やっと手にしました。ダーウェントには、"ウォーターカラーペンシル"もあるが、芯径が3.4ミリと細いので、軸が無垢の白木で芯も太い"シグネチャーウォーターカラー"を注文した。全40色の中から、アントラキノンオレンジヒュー、フレンチウルトラマリン、フタログリーンイエローの3本。

軸は、透明ニスが塗ってあるだけで、シンプルかつ、白木の模様が美しい。1本1本の木目が違うので、味わいは有りますね。


木目が美しい。自然を描く為の鉛筆なんだと想像できます。芯径は4.0ミリで極太です。

太い芯を持つには訳があるだろう、ということでさっそく書き味を試してみると、とても柔らかい。滑る感じはあまりなく、強く当てると芯が減っていくのが判る。発色も良い。とても明るく、ソフトな色合いになるので、気分も明るくなる。こんなマイルドな明るい色は見たことないです。写生とかには向かないかも知れませんが、童話などの絵にはぴったりです。廃番になったのが惜しい。

日本ではあまり馴染みがないダーウェントですが、もっと売れても良いメーカーではないでしょうか。

 
 

三菱鉛筆 ユニ ウォーターカラー(水彩)

「滲まない・透けない・裏うつりしない」シリーズ(29)

HOLBEIN ARTISTS'の柔らかさは特筆モノでしたが、それを凌ぐモノがありました。三菱の鉛筆uniは全般的に芯が硬いという定評があるが、今回は筆のマークの三菱鉛筆、「uni WATER COLOR/ユニ ウォーターカラー」は、とっても柔らかく、お勧めできる水彩色鉛筆です。


MITSUBISHI uni WATER COLOR 芯径:3.85ミリ (相模大野世界堂¥119)

カラーは写真の、LIGHT CARMINE、DARK PHTHALOBLUE、VIRIDIANを始め、全36色のラインナップでプロ仕様程ではないが、基本色は充実しています。同じ三菱のダーマトグラフも水性レインボーも、"MITSU-BISHI"ですが、こちらはノーマルに"MITSUBISHI"の刻印です。

金の2本ラインは丸軸のユニカラーと同じデザインなので、3本とか太くするとかで水彩ウォーターカラーを差別化して欲しい気がする。(ま、六角軸で判別出来ますけど。)


大きく3桁のカラー番号が付いている。六角軸と2本ラインがWATER COLORの目印。

Webでの書き込みがほとんど無く、どのような書き味なのか、今回は単品でマーカー向きカラーを相模大野世界堂さんで購入した。細身の六角軸からは想像できない太い芯で、芯径は3.85ミリありUCHIDA PROERASERにホールド可能なのは嬉しい。日本初の水彩色鉛筆は1991年から発売とのことで、まだ歴史も浅い。

その書き味は、一言で言うと「なめらか」です。私がこれまで経験した色鉛筆の中でも、最高の書き味で特筆モノだと言い切れます。柔らかく、スムーズに伸びるように書ける。正直、驚いた!! ホルベイン アーチスト(油性)のなめらかさ以上で、かつ発色も柔らかい。蛍光色とは違うが、はっきりした色で、濃く鮮やか。マーカーに使うにも最適です。(逆な言い方をすると、風景画などには不向きと言えます。)

外国産の高級水彩(水性)色鉛筆は試していないが、uniの硬いイメージはこのWATER COLORで払拭した。感動的にとても良い商品にめぐり合った。(ただ、軸と芯の糊の付き方も多く、びっしり接着しているようで、削りずらい。)


とても柔らかく、発色も良い。芯径は3.85ミリと太い。私は芯を尖らせないで削ります。

単価も¥119(定価だと¥157です)と非常に安く手に入り、三菱鉛筆の製品で廃番にならないだろうし、これは選択肢が大いに広がった。もう少し他の色も試して、私のベスト・カラーを探そうと思う。(ホルベイン アーチストの150色には及ばないが、36色でもそこそこ選べます。赤系、青系、緑系とそれぞれ4色程度づつ選べる。36色なので純色が多いのはマーカー向けとしては問題ありません。)カラー番号は、8XXと付けているが、連番では無いので、今後は色数も増えるだろうと推定できます。

(おまけ)
uni WATER COLORには、携帯に便利なミニがあります。12本入りの缶ケースでも小型で、楽に持ち運びできます。

新たな発見は、このミニの軸には、色名称が「日本語」なんです。それも、"唐紅花(からくれない)"や、"刈安(かりやす)"といった名が付いていて(※トンボの色辞典の専売特許かと思ったが、、、)楽しい。

 

 
 

ステッドラー カラト アクェレル Nr.125(水彩)

「滲まない・透けない・裏うつりしない」シリーズ(27)

ドイツの有名な文具・製図用品メーカー、ステッドラー社(STAEDTLER)の定番水彩色鉛筆が「カラト アクェレル Nr.125」です。


STAEDTLER Karat aquarell Nr.125 六角シルバー軸がかっこいい (大野世界堂¥143)

カラト・アクェレルは、2004年に商品番号「124」から「125」に変更され、価格も¥105→¥189になった。エルゴソフトのすべらない三角軸が印象的だが、このカラト・アクェレル Nr.125は六角軸で軸も、ブルーではなくシルバーですが、これが美しい塗装です。(カラトにもエルゴソフトの滑らない軸を採用して欲しいと思う。)

水彩にはエルゴソフト・アクェレルもあるが、お店で2本を書き比べて、カラトの方が芯が柔らかかったので、明るい色の数本を世界堂さんで購入。軸に色名称は刻まれていないが、Art Nr. 125-999 と999の位置がカラー番号になっています。ちなみに1桁が基本色で、2桁が補助色、3桁が派生色になっているようです。全60色のラインナップ。(ちなみに写真の緑は、125-52でサップグリーンって具合です。)


三角ではなく普通の六角軸。滑らない表面加工がされていないのは残念。芯径:2.9ミリ

最初にカッターで芯を削ると、やけに軸木が硬い。使われている木の種類は分かりませんが、三菱のユニカラーとは違い、削るのにスーッと削れず、力がいる。それと、水性だからでしょうか? 芯と木軸の糊がきついような感じがします。柔らかい芯を守る為、折れにくくしているんだと想像します。

書き味は、やっぱり水性はgoodです。このカラト アクェレル 125も、しんなりした書き味です。また、発色ははっきりした色ではありませんが、明るい繊細な色が出ます。表現しずらいんですが、鮮やかでは無いけど風景画とかを描くには良さそうです。書き方次第で、芯を強く当てると濃い色が出るので、薄くも濃くも書けるのが良い。

このしっとりした書き味は油性では味わえない特徴です。芯径は2.9ミリで、割と硬いような気がしますが、とても使い易いのでお勧めできる1本です。全60色なので、お気に入りカラーを探してマーカーにしたいと思う。

 
 

スタビロ アクアカラー(水彩)

「滲まない・透けない・裏うつりしない」シリーズ(26)

1971年に世界に先駆けて蛍光マーカー「スタビロ・ボス」を開発、今日も世界NO.1の売上を誇る蛍光マーカーとして親しまれているスワン・スタビロ社(ドイツ)の「STABILO/スタビロ アクアカラー」(軟質芯水彩色鉛筆)です。

水彩(水性)色鉛筆は、芯が水溶性なため、描いた後に水をつけると水彩風の表現が出来るという特徴があり、そのため芯も柔らかいと想定します。


スワンのマークのSTABILO aquacolor Nr.1600 (相模大野世界堂¥79)

トレードマークの白鳥(スワン)は創業者スワン・ハウザー氏の名にちなんでいるようです。スタビロには硬質芯のスタビロ・オリジナルがありましたが、今回は軟質のアクアカラーを選択。また、万国共通で水彩色鉛筆には、筆のマークが必ず付いていますね。六画軸のおしりには可愛らしく、白に染めています。STABILOのHPは、カラーイメージを前面に出した素晴らしいHPです。


1本100円を切り安価ですが、発色はいまひとつ。芯径:2.8ミリ。

油性は硬い芯が多かったが、さてこのスタビロ・アクアカラーの書き味はと言うと、・・・・。

あの蛍光マーカー「BOSS」と違って、発色が全く出ません。オレンジもグリーンもブルーも、期待していた色は出ず、ややおとなしい色しか出ないのは残念です。(少し、ショックです。)芯は、2.8ミリあり、そんなに硬くもなく、滑らないでしっとりとした書き味なので、余計に残念です。(と言っても、油性のIROJITENやuniカラーよりは随分発色しますよ。)

世界堂さんで1本79円ですから、リーズナブルです。水彩色鉛筆は馴染みが無かったのですが、このスタビロ・アクアカラーを使ってみて、芯のしっとりしたところが好印象です。(油性のつるつるした滑りがないので好みです。水彩色鉛筆は使い易いです。) 

 
 

ホルベイン アーチスト

「滲まない・透けない・裏うつりしない」シリーズ(25)

HOLBEINという名前から、ホルベイン工業を想像できる人は少ないと思います。私も今日まで、HOLBEINが日本のメーカーだとは思ってもいませんでした。クレヨンは、サクラかぺんてる、色鉛筆はトンボかuniしか思いつきませんでしたが、創業は、100年以上前の明治33年(1900年)の日本を代表する老舗画材メーカーとは知りませんでした。

「HOLBEIN ARTISTS' / ホルベイン工業 アーチスト」が今回の一品です。


HOLBEIN ARTISTS' COLORED PENCIL 丸軸 芯径:3.8ミリ (世界堂¥168)

上からLuminous Rose、Spectrum Blue、Luminous Orange、Emerald Greenの4本です。ルミナスは蛍光カラーのようで、軸のカラー名称の前に付いている耐光性記号がありません。写真の一番下のEmerald Greenは、この記号が3ケ(***)付いているので、全く変色しないという意味です。150色の中から選ぶ際、この配慮は嬉しいです。

デザインは丸軸に金色の1本ラインが入っており、JAPANとしっかり刻まれています。ホルベインという社名は、ドイツ・ルネッサンス期の代表的なアーチストの名に由来しているとのことで、私もてっきりドイツのメーカーと信じていました。


丸軸に金のライン JAPANが誇らしげに刻まれている

書き味は、これがホルベインなんでしょうか、明るくはっきりした色でこれまで試した色鉛筆の中では、一番スムーズな書き味です。強めに書くと、こってり塗れる感覚があり、超軟質のサンフォード プリズマカラーより柔らかい印象です。特に、Spectrum Blueは素晴らしくなめらかで、青が濃く出て、いい色です。

サンフォード プリズマカラーは、カラーによって書き味にばらつきがあったが、このホルベイン アーチストは、どのカラーでもなめらかさが有ります。品質が高いという印象です。

ちょっと惜しみながらもカッターでせっせと軸木を剥がしますが、トンボ色辞典の軸木より芯が密着していて剥がし難い。(鉛筆の真ん中で輪切りにして半分に切ってから、ゆっくり竹を割るように縦に切れ目をいれていきます。半分の長さですが、綺麗に芯だけにするには15分ぐらいかかった。)


PROERASERにセットしたHOLBEIN ARTISTS' の芯。お見事、美しい!

そして、見事にHOLBEIN ARTISTS' がUCHIDA PROERASERにセット出来ました。書き味と機能的なシンプルさの両方を満足する。これぞ、究極の大人のマーカーの最終章です。完璧です! これ以上のモノは無いと確信します。

 
 

サンフォード プリズマカラー

「滲まない・透けない・裏うつりしない」シリーズ(24)

アメリカンポップなデザインに、アーティストの創造力を刺激する超軟質の色鉛筆、「SANFORD PRISMACORLOR / サンフォード プリズマカラー」。数ある色鉛筆(油性)の中でも、柔らかい芯ではNo.1との評価が多い。


SANFORD PRISMACORLOR とにかく軸のカラーリングがど派手でアメリカン(世界堂¥194)

Webで注文したので、実物を見ていなかったのですが、郵送されてきて、梱包材のプチプチを破いて現物を見ると、すご〜い!!! 写真でこのまぶしさが伝わるでしょうか?これぞ蛍光カラーっていう軸の塗装です。これは、芯を取り出すより、このカラー軸のままペンケースに入っていた方がVividで、心も晴れそうです。(こんな鉛筆を高校生が持っていたら、クラスの人気者なんだろうなぁ、って想像しちゃいますネ。)

カラーは全120色の中から、Neon Pink、Neon Orange、Neon Green、Electric Blueを選択しましたが、「Neon」が頭に付くのが蛍光系のカラーになっているようです。芯径は実寸3.9ミリです。


芯径3.9ミリで太い。軸端が塗装されていないところなど、雑な処理も見受けられる。

最高級色鉛筆として絶大な支持をされているという書き味は、"超軟質"と言われると、「ん〜!?」って首をかしげたくなる。私には柔らかいとは言えないし、力を入れて押しても濃く出ないですネ。色が付くというより、滑ってしまいます。・・・・はやり、色鉛筆は他人の評価では無く、自分の手で書いてみないとその質は分かりませんね。

それでも、オレンジやピンクは発色が素晴らしいです。グリーンも蛍光イエローに近い発色で、こちらは大満足します。もし蛍光カラーを探しているだけだったら、お勧めできる最適の1本ですネ。(特に、真っ白な上質紙に描くと、鮮やかに発色します。)

(2010/03/27追記)


通常色は柔らかいとのコメントがあったので、原色系の5色を追加で購入した。プリズマカラーからカリスマカラーと商品名が変わっていたが、軸ラベルの金色が派手です。軸の塗装にも費用を掛けているようです。(アメリカでもKARISMAって単語があるのかな?)

その書き味ですが、確かに柔らかい品番もあり、なめらかでは無いがしっとりとした芯のようだ。(前回と同じ色も再度試してみたが、Electroc Blue(PC1040)は、硬いし、やけに引っかかる。トンボのIROJITENもこの傾向があった。)

発色ですが、上質紙(ツルツルした紙)、中質紙(画用紙)、新聞紙の3種類の用紙で試しました。筆圧を掛けると濃くなる色(黄色:Jaune Canari、緑:Vert Preなど)も何本かあり、芯が削れていくような感じで、よく出る。しかし、原色系でも発色が良く無いものもあり、紙に色が乗らないので、書き味が悪い印象を持ってしまう。薄く塗ったり、濃く線を引いたりするのに適しているかも知れません。根気強く、自分好みの色を探し当てる楽しみもあります。

色によって芯の成分が異なるのか、柔らかさ・書き味・発色に固体差がある。品質のバラツキと考えると、薦められませんね。

 
 

三菱鉛筆 ユニカラー

「滲まない・透けない・裏うつりしない」シリーズ(23)

お店の鉛筆売り場をぶらついていると、陳列棚に芯径が太い色鉛筆、なおかつカラー数もやけに豊富なものを発見。

「三菱鉛筆 ユニカラー」がそれ。お店で試し書きしてみたところ、そこそこ柔らかい印象だったので数本だけ購入した。


MITSUBISHI COLORED PENCIL uni 芯径:4.0ミリ (町田世界堂 ¥95)

三菱鉛筆が1972年から生産する色鉛筆のロングセラー商品で、軸に創業年の"ESTABLISHED 1887"と刻んでいるところを見ると本気らしい。芯は油性の中硬質とのこと。(三菱色鉛筆の上級クラスには軟質の色鉛筆"ペリシア"があるが、2006年発売の新米だし、1本¥315は高すぎる。それに36色は寂しい限りです。) このユニカラー、軸は丸軸で、おしりには金の細身の2本ラインで高級感もあります。

世界堂さんのCB(キャッシュバック)カード会員になると、画材が24% offで購入出来るとのことなので、年会費(2年間有効で、¥500/2年)を支払い、ユニカラー6本を購入。6本買っても570円は安い。(以下の写真は、普通の黒鉛筆 ユニの空き箱(12本入りケース)も一緒に頂いた。)


世界堂おなじみのモナリザがカードになった(現金購入時には、24%割引は嬉しい)

今回の6本は、LIGHT CARMINE、ORABGE YELLOW、TURQUOIS、・・・のマーカー向きのカラーを選択。色数が多いので、選ぶのには結構迷う。

書き味は、お店で試し書きした時は柔らかいと思ったが、強く書いたり重ね書きしてみたところ、すごく硬い。さらに、すべる・すべる。(トンボ色辞典はガリガリの硬さだったが、ユニカラーはツルツルの硬さです。)ロウ成分が多いんだと想像できる。お店での印象とはマイナスに異なった。(メーカーのWebサイトには、"ほどよい硬度"と解説されている。ってことは、柔らかい分類では無く、uni伝統の硬い部類に入るようです。) 発色も冴えない。うーん、ユニカラーのいい所が無い。惨敗って感じ。


安価でカラーも豊富だが、油性で太い4ミリ芯の割りには書き味は"硬く・すべる"。

油性の色鉛筆の中では太い芯径(4.0ミリ)で、色も100色と豊富、何より単価が安いのでベスト色鉛筆に巡り合ったと思ったんだが、大きく期待ハズレでした。油性色鉛筆は他メーカーも硬いのかなぁ〜!

 
 

リラ スーパー3(スリー) 色鉛筆

「滲まない・透けない・裏うつりしない」シリーズ(22)

色鉛筆は軸の径は公表されていても、なかなか芯径は分かりません。普通の黒鉛筆は2ミリ、色鉛筆は3ミリですが、柔らかい芯の色鉛筆は3.5ミリ以上が多いようです。
今回は芯径4ミリのドイツのリラ社の「LYRA/リラ Super 3(スーパースリー」太軸三角色鉛筆を試します。


"LYRA Super 3" 3の三角のマークがGood 芯径:4.0ミリ(分度器¥150)

琴座(Lyra)は、有名な明るい1等星ベガがある。琴座はギリシャ神話に登場する琴の名手オルペウスの竪琴(たてごと)が星座になった、と伝えられています。

SUPER 3の軸は丸みのある三角形で、40色を揃えています。(日本は12色・24色・36色となるのですが、ドイツはまた違うようです。LYRA社は、非常に多くの製品を出していますが、日本では主要製品しか手に入らず残念です。学童向けの鉛筆や、色彩鮮やかな鉛筆削りなど、魅力的な商品が揃っているんです。


柔らかい三角の軸で、太い軸がよく分かります

三角軸で太さもあるので、とても持ち易い。書き味ですが、残念ですが硬く、細いラインしか引けない。芯径は4ミリあるので柔らかい芯を期待したが、学童向けなのか折れにくい芯にしたようだ。反面、発色は良く、明るいはっきりした色が出ます。

カッターで削る際、三角軸は削りづらいです。中心がどこか分かりにくいため、うまく全体的に均一に削れないんです。これも鉛筆削りなら問題無いとは思います。

 
 

トンボ IROJITEN(色辞典)

「滲まない・透けない・裏うつりしない」シリーズ(21)

やっぱり、色鉛筆に戻ってきました。

まさに辞典のように、第1集(「樹木の色、花の色、鳥の色」を集めた30色)、第2集、第3集という具合に、10色を一冊づつまとめ、全90色のラインナップ。自然界の色を取り入れた色鉛筆の大辞典、ネーミングだけでも楽しめます。
それが、「TOMBOW IROJITEN/トンボ 色辞典」です。(トンボ鉛筆では、126色あるとのことなので、今後、もっと色数が増えるかもしれないですね。)


TOMBOW IROJITEN ネーミングもHit要素のひとつ(世界堂¥84)

三菱ダーマトグラフと同価格で、芯の硬さは普通(少し硬めとの書き込みが多い)ながら、充実の90色、それに蛍光色も充実しているので、吟味した4色を世界堂さんで注文。


白の丸軸に、色名が書かれていますが、すべて英語になっているのが残念

上から、F-7 ライトニングイエロー、F-10 ビガラスグリーン、V-2 蜜柑色、P-17 ターコイスの4本。アルファベットのVとかFは、V(ビビットトーン)、F(フローレンストーン)といった各10色づつ揃ったシリーズ名の頭文字です。(フローレンスは蛍光っぽい10色です。)他にも、薄紅、忘れな草、美女桜、、、など漢字での名も数多く付いており、イメージが膨らむネーミングです。

この色辞典、芯径は各シリーズで異なります。例えば、Vol.7 fluorescence フローレセンスだけは、他のシリーズより芯が太いんです。これは、芯が柔らかい為だと推測します。


左から2本が、フォローレンス。芯径が太いのが分かる。(約3.85ミリ)

蛍光色のライトニングイエローを使ってみると、芯は評判以上に硬い、書き味はなめらかとは言いにくい、ざらつく感じ、ダーマトと比べると、尚、硬さが浮き出る。色辞典は、自然の色を再現したというだけあって、色も微妙に混ざっているようで、何本も使ってスケッチするような用途に向いているんじゃないでしょうか?

しかし、今回はこの「トンボ 色辞典」を鉛筆としての用途では無く、芯を取り出しPROERASERにうまくはまるかがポイントです。速攻、軸木をカッターで剥がし芯を取り出そうとしましたが、この作業が一苦労。こんな事をしなくても、と思うのですが、・・・・


OLFAの替え刃を交換し、軸の木を慎重に剥がしている一工程です。

その苦労もあって、ノギスで計測すると3.85ミリ(個体差はあるでしょうが)。そして、PROERASERには完璧にホールドできました。(ヤッタ〜!!)

太めの色鉛筆の芯が、PROERASERに装着できることが判明したので、次のステップは、柔らかい芯で、マーカーの3要件を満たすモノを捜すぞ〜!

 
 

トンボ マーキングホルダー

「滲まない・透けない・裏うつりしない」シリーズ(12)

三菱鉛筆がダーマトグラフなら、トンボ鉛筆はマーキンググラフが紙巻きエンピツの名称になっています。扱っているお店もWeb店も少ないのですが、トンボならではの商品が、「トンボ マーキングホルダー」です。


TOMBOW MARKINGHOLDER H-DM 芯径:4.4ミリ (分度器 ホルダー¥300)

今回、ホルダーと合せて替え芯(長さは90ミリ、6本入り¥180)も購入。この「緑」芯が、とても深くて渋さのある緑でして、濃い抹茶のような色が出ます。単価も1本30円と安価ですし、この抹茶グリーンはお気に入りになりそうです。

「黄」芯も鮮やかに出ますね、三菱ダーマトの「きいろ」と比べると滑りが若干悪い感じがしますが、十分蛍光マーカーには使えます。

ホルダー自体は、何てことのない濃い紺色のプラスチック軸ですが、回転繰出し式って所がいいです。トンボのこだわりとして、軸内にバネが隠されていて、力を入れて押し付けても、このバネがクッションの働きをしてくれます。この製品、使い手側の気持ちも考えた開発をしているなぁ、と感心します。

パイロットのWater colourのような派手さはありませんが、しっかりした事務用品を作っていると感じます。ただ、軸が滑るのと、軸の両端に色が付いたキャップの色のセンスがいけない。(今回は黒と灰色ががった白を購入したが、他に赤と青しかない。)軸の感触は以前使っていたPILOTの水性ドローイングペンの感触ですね、ちょっと軽いかなぁ〜!

しかしその外観以上に、欲しかった要件を満たするものがあります。このトンボ・マーキングホルダーには、同じ芯径(4.4ミリ)の三菱ダーマトグラフの芯をホールド出来るんです。ダーマトの書き味と発色は最高ですので、ダーマト・ホルダーが欲しかった。・・・・少し大きな文房具屋さんなら、三菱ダーマトは買えますので、これは超goodな製品。こんな汎用品を探していたんで、大喜びです。(鉛筆は175ミリなので、半分にしてマーキングホルダーに入れ、半分は鉛筆のままです。)


三菱の紙巻きダーマトをセットしてみました

せっかくの紙巻きダーマト鉛筆ですが、これが便利なようでそうでも無い。短くなると引っ張る紐にそって紙を剥くんですが、巻いてある紙幅が5ミリに切り込みがあって、ちょっとだけ出そうにも5ミリ毎しか剥けず、結構長くなってしまうんです。

◇◇◇
(参考)このトンボ鉛筆の「TOMBOW マーキングホルダー替シン」ですが、芯径が4.4ミリと中途半端なため、100円ノック式消しゴムホルダーには装着出来ませんでした。(3.8ミリホルダーでは入らず、4.8ミリではゆるゆるです。専用のマーキングホルダーにしか合わないようです。)

メタル軸で500円程度ののマーキングホルダーが出ないかなぁ〜、って切に願っています。

 
 
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