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ファーバーカステル ポリクロモス

「滲まない・透けない・裏うつりしない」シリーズ(41)

「何気ない色彩に、見とれる」・・・・これが、ファーバーカステルのカタログの表現です。なめらかな描画と仕上がりの良さに、プロも絶賛する油性色鉛筆「FABER-CASTELL/ファーバーカステル ポリクロモス」


FABER-CASTELL Polychromosは丸軸に金文字+1本ライン (大野世界堂¥239)

ポリクロモスは、丸軸にゴールド文字とゴールドライン、水彩のアルブレヒトデューラーは、六角軸にシルバーなので、すぐ区分けがつきます。今回は、耐光性の表示で★が3つの色だけ、4本購入した。(上の写真のCADMIUM ORANGE 9201-111★★★って具合です。)他の製品と、色番号は統一されています。嬉しい配慮です。

Webなどの書き込みによると、多少芯が硬い、とのことですが、カタログには多様な素材(石・ガラスなど)にリアルに書けるとあります。


芯径は、3.8ミリですが、評判通り、硬く伸びない

書き味は、ちまたの評判通り硬い、が、滑る感じではない。全120色を揃えているのは良いが、この硬いのは好まない。気になる発色ですが、色質はとても良く、綺麗な素直な色になり、風景画とかには向くが、鮮やかでは無い。油性のテカリは少ないので純度が高い顔料を使っているのが分かり、プロ好みの色が出る。

ただ、油性は、水彩のようなしっとり感が無いので、マーカー用途としてはあまり勧めない。

 
 

リラ レンブラント ポリカラー

「滲まない・透けない・裏うつりしない」シリーズ(40)

ずっと水彩色鉛筆を探していたんですが、地味ながら白木にワックス塗装の軸が美しい油性色鉛筆を発見。試し書きしてみると、やけに柔らかいではないか、・・・・。それが、「LYRA/リラ レンブラント ポリカラー」。LYRA社の製品は、特色のある製品を多く出しています。


LYRA REMBRANDT POLYCOLORは木軸がシックな大人の塗装 (横浜世界堂¥159)

LYRA社は、FLUORLINER99(廃番)、FERBY NEON、MEGA LINER 96といった蛍光色の色鉛筆を唯一出荷しているメーカーで、三角軸や太軸など、なかなかユニークです。このREMBRANDT POLYCOLORは色数の72色と本格的なプロ向けの製品で、軸は丸軸で木目を生かし、文字も黒でシックな仕上げになっています。


芯径は3.9ミリあり、柔らかい芯で、明るい発色

書き味は、試し書きした時の柔らかさはそのまま、油性のすべる感触もなく、しなやかに書ける。油性というより、水彩に近い感触です。発色も明るいし、濃く出る。紙だけでなく木や布にも書くことが出来るそうですが、なるほどうなずける。Dark Orangeなどは、蛍光色としても使える。

軸のおしりのカラーと、実際紙に書いた色の差が大きい(紙に書くと明るい色)。軸に付けたカラーはシックさを出すには効果的でしょうが、、、。

 
 

スタビロ ALL色鉛筆(水性)

「滲まない・透けない・裏うつりしない」シリーズ(39)

横浜世界堂の鉛筆コーナーを覗くと、ユニークな色鉛筆を発見。全8色なので、小さなスペースに収まっていました。「STABILO/スタビロ オール色鉛筆」です。STABILO社のサイトでは、ALL-purpose penのカテゴリーになっていて、ガラス、プラスティック、金属にも鮮やか書ける水性色鉛筆ってことで、ダーマトグラフと同じですね。


STABILO ALL Colored Pencil AQUARELLABLE 芯径:3.3ミリ (横浜世界堂¥143)

ほとんど、Webでのレビューとか無いし、色鉛筆とは紹介されていないので、どんなモノなのか、興味があります。芯が三菱ダーマトよりだいぶ細かったので、なかなか良さそうです。全8色のうち、白・黒・茶以外の5色を購入。実際に計測すると3.3ミリで、これはいい。CASTELL TK9400にクラッチ出来そう。

軸は普通の六角軸ですが、印字の配列がいい加減で、STABILO ALLは一緒ですが、Schwan All STABILOだったり、AQUARELLABLE STABILOだったりします。ま、ご愛嬌でしょう。軸の頭に描かれたカンパニー・マークの白いスワンが可愛らしい。


スワンマークが可愛く、一目でSTABILOと判る。

その書き味ですが、何にでも書けるというだけあって、芯がとても柔らかく、しなやかに描ける。一部、ざらつくようなひっかかる感触もあり、クレパスのようなカスが残るのは残念。発色はとても濃く、はっきりした深い色合いになります。原色の赤・青・緑・黄・橙の5色なのでマーキングには適している。この辺りは、流石、世界一のマーカー・メーカーのノウハウが詰まっているのでしょう。

少し難点を言うと、書いた後、その軌跡が残るというか、紙の上に塗料が付くような、浮き上がる感じです。(※水性ダーマトのレンボーもこの傾向が見られます。)芯がみるみると、黒板に書くチョークにように減っていきます。

そして最大の欠点が、芯と木軸のり付けの悪さ。ワックス成分が多いため、無理やり安物のボンドでくっつけたような感じで、芯にべっとり糊痕の筋がが付いて、なかなか取れないのが難点。・・・・まあ、普通、芯だけ取り出すような使い方はしないでしょうが、、、。



 
 

ダーウェント ウォーターカラー(水彩)

「滲まない・透けない・裏うつりしない」シリーズ(38)

DERWENTのカタログには、インクテンスの次に掲載されていて、the precision of pencilと書いてある。この表現だと芯は硬い感じがするが、同社のシグネチャー・ウォーターカラーは柔らかく使いやすかったので、迷わず「DERWENT/ダーウェント ウォーターカラー」を画材販売さんで注文。


DERWENT WATERCOLOUR 軸の基本デザインは統一されている 芯径:3.4ミリ (画材販売¥168)

六画軸で、おしりにカラーを施すデザインはダーウェントの基本デザインで、その軸カラーで商品が区分けできる。このウォーターカラーは、軸がくすんだ濃い水色(?)で、全72色を揃える。


芯は3.4ミリで、シグネチャー・ウォーターカラーより細い芯になっている。

書き味ですが、相当期待していたんですが、あまり良くない。芯が硬く、水彩のしなやかさは皆無で、おまけに発色が出ない。パステル系の色(黄色、桃色、緑など)は、さっぱり出ない。ただ、明るく上品な色ではある。

同社のシグネチャー・ウォーターカラー(廃番)の技術は引き継がれなかったようで、期待はずれ。

 
 

ファーバーカステル アートグリップ(水彩)

「滲まない・透けない・裏うつりしない」シリーズ(37)

FABER-CASTELL社の製図用ホルダー TK9400にホールド出来る芯(やや中途半端な3.0〜3.4ミリ程度)を探している中、従来品(ゴールドファーバー)より芯の量を20%アップさせ、更に品質も向上させたという芯径3.3ミリで軟質の「FABER-CASTELL/ファーバーカステル アートグリップ 水彩色鉛筆」を今回紹介します。


FABER-CASTELL ART GRIP AQUARELLE 芯径:3.3ミリ 大野世界堂(¥159)

全く同じ名前で油性(軸が紫色ですが、缶ケースは同じファーバー・ブルー。缶ケースの絵が違うので判る。)もあるので、間違い易いです。相模大野世界堂では扱っていなかったが、新宿本店で単品を扱っていたので、取り寄せて貰った。

ファーバーカステルは高級ってイメージがありますが、このアートグリップは廉価版のゴールドファーバーの後継品で、定価も210円ですのでアルブレヒトデューラーよりずっと安価です。三角軸にドットの滑り止め加工は、世界でも類を見ないユニークな仕上げです。手に取ってみると、なかなかいい感触です。

さらに、芯を削ってみると、木軸に木目が無いし、ラワンのようにカッターが楽に進む。良く見ると気泡のようなものもある。年輪がないので、四季のない熱帯地方で育った木と想像がつくが、ジェルトンと言うらしい。年輪の美しいインセスシダーは、木が育つのに時間がかかる(100年)し、もうじきなくなるようで、30年で育つインドネシアのジェルトンも使われ始めた。

 
三角軸、かつドット滑り止めがユニーク。廉価品でも全60色は流石、名門FABER-CASTELL

その書き味ですが、ファーバーカステルらしさは微塵もない。水彩のしっとり感は皆無で、芯も硬い。全く褒められないのは、その発色の無さ。強く書いても、全く色が出ない。これがファーバーカステルかと疑った。(世界堂Onlineで扱っていない理由がうなづける。)

少し良いところもある。・・・・真っ白な上質紙に描くと、不思議と芯も硬くなく、しっくりそれなりの鮮やか色になるのは驚き。(再生紙とか新聞のようなものには全く発色しないんですが、・・・。)

一番の目的である、TK9400にホールド出来るかと言う試みは、夢となった。

 
 

三菱鉛筆 ユニ・アーテレーズカラー

「滲まない・透けない・裏うつりしない」シリーズ(36)

世界堂をぶらついていて目に留まったのが、"消せる色鉛筆"と広告の「三菱鉛筆 uni アーテレーズカラー」。描いた跡を消しゴムで簡単に消せるという油性の商品です。


丸軸に3本のゴールドラインの uni ARTERASE COLOR 芯径3.5ミリ (大野世界堂¥119)


メーカーのHPで「紙面への着きもよく、パステルのようなタッチでの表現も可能」と書いてあったのと、HPに掲載されているイラスト画が綺麗なので購入した。軸は他のuni商品と同じカラーですが、ゴールドの3本ラインで識別しています。


全36色 MITSUBISHIの文字は控えめ。太めの3.5ミリ芯で、消しゴムで消せるとは面白い。

書き味は、同社のユニカラーとほぼ同じで、とても硬く、よく滑る。発色もユニカラー並みで、鮮やかとは言いがたい。パステルのような・・・・、という書き味は全くないので、ご注意。しかし、真っ白な上質紙に描くと、性格が一変する。柔らかく、とても鮮やかな発色に変身する。(何故だろう?不思議です。)

消しゴムで消せるというキャッチコピーなので、普通のMONOやAIR-INのプラスチック消しゴムで消してみると、確かに消し易い。他の色鉛筆もそこそこ消えるが、アーテレーズカラーは、より消える。(但し、消しゴムには芯の顔料が付くので、消しゴムに付いた色を消すために、何も書いてない部分を消すはめになり、二度手間。)

三菱のuniには消せる蛍光ペン「PROPUS erasable」もあり、受験生あたりを狙っているようだが、どちらも今一歩の感じ。

 
 

ファーバーカステル アルブレヒトデューラー(水彩)

「滲まない・透けない・裏うつりしない」シリーズ(35)

世界最古の鉛筆メーカー、ドイツのファーバーカステル社(FARBER-CASTELL)は、1851年に現在の鉛筆の世界基準となっているHやHBなどの硬度、また長さや六角形の形などを作り上げた世界初の鉛筆メーカーです。

今回、ドイツ-ルネサンス最大の巨匠の名を付けた色鉛筆で、多くのプロもお勧めする一品、ファーバーカステル社の「ALBRECHT DÜRER /アルブレヒト デューラー水彩色鉛筆」を試します。


FABER-CASTELL Albrecht Dürer 文字はシルバーでおとなしい (大野世界堂 ¥239)

実は、何度もお店に行っては手に取り、買おうか買うまいかと悩みに悩んだ末に、思い切って購入しました。(・・・というのも、定価は1本315円です。最高級水彩色鉛筆ということはあります。安くて良い品質のモノを探すのが楽しみでもあり、「たかが色鉛筆、されど色鉛筆」という思いで購入した一品です。お店の方の話によると、昨年末(2007/12)に¥262→¥315に改訂されたようです。)

六角軸にシルバーの文字が書かれていて、おしりにもシルバーラインが1本のみで、軸の着色もシックで割とおとなしめです。カラーは、PHTHALOBAU,PHTHALO BLUE 8200-110***、ALIZARINKARMESIN,ALIZARIN CRIMSON 8200-226** 、・・・てな具合に軸にドイツ語、英語で書かれています。グローバル規格というか、ユニバーサル規格なんですね。色番号の後の*は、耐光性記号だと分かります。同社の油性色鉛筆ポリクロモスと同様、全120色のラインナップです。


柔らかい芯で、素晴らしい発色をします (芯径:3.85ミリ (実寸))

書き味は、カランダッシュのスプラカラー競愁侫箸クレパスのような柔らかさと言いましたが、アルブレヒトデューラーは、その上を行きます。ダーウェントのインクテンスも超軟質でなめらかですが、このしっとり感は鉛筆の域を超えています。通常、色鉛筆はロウ分が含まれており、なめらかさを出しているんですが、アルブレヒトデューラーは全く滑るという感触は無く、筆を持って描いているような書き味です。

更に、スプラカラーとの大きな差が出たのが、発色です。くっきりした濃い色で、かつ鮮やかに出るのが、この鉛筆の最高の売りじゃないでしょうか。よって、マーカーには最適です。(以前のフィルムメーカーのコマーシャルなら、「くっきり、鮮やか」っていうキャッチコピーになるでしょう!)


この水彩色鉛筆が多くのプロや愛好家に愛される理由が分かります。価格はちょっと高いんですが、この発色は使ってみると、他の色鉛筆より格段に光ります。


ALBRECHT DÜRER+PROERASER これぞ大人の道具って感じ!

究極の大人のマーカーは、発色の素晴らしいアルブレヒトデューラーに内田のシンプルなプロイレイザーの組合せに決まり! 1本、1,100円のマーカー(定価です)持ってる人、いないんじゃない?

 
 

ペンケース

「滲まない・透けない・裏うつりしない」シリーズ(34)

数本づつですが、いろんなメーカーの色鉛筆が揃って、どこに何があるか判らなくなったので整理しました。


ブリキの缶ケースは、イオンで¥258。プラスチックケースは無印良品で¥210。

同じメーカー別にまとめて入れておきます。プリキ缶ケースはたくさん入るので重宝していますが、中身が何か判りません。プラスチックケースなら透けて見えるかと思ったんですが、開けて確認する必要があります。

そこで、世界堂さんで三菱鉛筆ユニの空きケースを譲って貰いました。



硬さ表示があるので、芯の硬さに合せて入れています。蓋が透明なので便利。

ユニスターでもなく、ハイユニでもなく、ユニのケースが一番。透明の蓋なので中身が見えるし、鉛筆1本づつの仕切りのプラスチックが中敷にあるのでずれない。それにケース両側面に芯の硬さ(9H〜6Bまである)表示があり、この硬さ別に鉛筆を整理できるので最高です。

 
 

カランダッシュ スプラカラー競愁侫函平綺漫

「滲まない・透けない・裏うつりしない」シリーズ(33)

CARAN d'ACHE/カランダッシュ・・・・ロシア語で鉛筆という意味。1924年、スイス、ジュネーブに誕生したメーカー。世界ではじめて水溶性色鉛筆を創ったメーカーで、マッターホルンのパッケージが有名です。

イメージカラーでもある、とても鮮やかなカランダッシュ・レッドのメタル缶が目印の「CARAN d'ACHE / カランダッシュ スプラカラーソフト」を紹介します。


supracolor Soft CARAN d'ACHE ・ SWISS MADE 3888 (横浜世界堂 ¥175)

柔らかさ・発色とも評判の高い製品なんですが、芯径が3.7ミリ(他メーカーの主要製品は3.8ミリが多い)ということもあり、少し迷った末に今回購入しました。

(カランダッシュの日本代理店は、ホルベイン画材になっていますね、横浜世界堂さんで貰った商品カタログの裏に書いてありました。まあ、こんなことはどうでもいいんですが。)

実は、カランダッシュのカラーシステムは素晴らしい。「オストワイトの色立体」で作られているらしいんですが、簡単に言うと、まずイエロー、マゼンダ、シアンの3原色に分け、さらにイエローを2つに分け、更に4つに分け、・・・・としており、色番号3桁の下1桁が0(ZERO)は、混ざりけなしの純色の色です。010:Yellow、030:Orange、・・・てな具合です。(説明が難しいんですが、理解できました?)全ての製品にこの同じ色番号を付けているのは良い配慮だし、耐光性記号も★の数で明記されています。


軸は六角軸で、軸の塗装は控えめな塗装です。(芯径は実寸:3.6ミリ)

カラーは、120色の中から、無彩色の純色2本(160:Cobalt blue、280:Ruby red)と、純色に黒シェードの1本(229:Dark green)の3本だけをチョイスした。

プロのアーティスト・専門家向けに開発されたSUPRACOLOR Softの書き味ですが、ソフトの名前が付けられているように、柔らかいの一言に尽きる。クレパスの柔らかさをそのまま鉛筆にしたような感じ。

それでいて、発色も良い。鮮やかと言う訳ではありませんが、深く渋い色になります。テカらないのがいいです。純色の2本(青、赤)でもややトーンが暗めなので、明るい色なら、純色に白でハイライトを付けた3桁目が1の色番号(XX1)が良いかも?! でも、緑はなかなか出ない色なんですが、このDark Greenはすごく濃い。こんな水彩鉛筆で描いたら、絵もうまくなるだろうなぁ〜!、って気にさせてくれる、お勧めの一品です。


ただ、残念なのは実測3.6ミリの芯径。タジマのPROERASERに取り付けられないのが、悔やまれる。(※また、芯と木軸の糊がきつくて、木軸を剥がすのが大変です。)

 
 

ダーウェント インクテンス(水彩)

「滲まない・透けない・裏うつりしない」シリーズ(32)

全く新しい水彩色鉛筆として、水に溶かすと半透明となり、インクの持つピュアで鮮やかな色味を使って描いたような効果が得られとの評判になっているのが、今回紹介する「DERWENT INKTENSE / ダーウェント インクテンス」です(2006年に発売になったばかり)。


ENGLAND DERWENT/INKTENSEは、ブルー軸が鮮やかでインクのよう (画材販売¥168)

DERWENT英国サイトには、色鉛筆だけでも11種類を揃える。これだけの種類を揃えるメーカーは他にありません。そのダーウェントの製品紹介の一番上に掲載されている、フラッグシップモデルが"Inktense"。説明の中に、"Pure, vibrant watersoluble ink pencils"・・・・直訳すると"ピュアで鮮やかな水彩インクペンシル"となり、エンピツではなくインク・エンピツってことになります。

カラーは、イギリスでは全72色ありますが、日本には24色だけ輸入されているようで、カラーチャートを見ながらインクっぽい、Sea Blue:シーブルー、Field Green:フィールドグリーン、Tangerine:タンジェリン、Sun Yellow:サンイエローの4本をセレクト。

※細かいことですが、軸の塗装(濃い青のような紫色で、日本にはお目にかからない色です。)は手を抜いたような雑な塗装です。金でENGLAND DERWENTを刻んでますが、あまり質感が高くありません。下町の町工場で家内製工業で染めている、って感じがします。(イギリスは外観より中身で勝負するようなところはあります。その点、軸の塗装技術に関しては、TOMBOWやuniは品質管理が優れているように思えます。トンボのIROJITENなど、すっごく綺麗な塗装ですから。)


芯径4.0ミリで、他メーカーでは類を見ない太い芯です。

カタログでは4ミリのwide coreで、カッターで削るとすぐに芯です。Signature Watercolourと同じ太さで、ほとんどが芯ってくらい太いです。このインクテンスの芯は他の水彩鉛筆芯と材質が異なっていますね、何か特殊な色素を固めたような感触です。

楽しみなのが"インク"ペンシルの書き味です。どんな風に描けるのか、さっそく試してみました。

芯は柔らかい、軟質とはこういう芯を言うんだと思います。油性の滑るという感覚は皆無で、しっとり描けます。そして発色がいい。何がいいかというと、渋めの色合いが出る。Sea Blueなど、インクの持っている発色そのもので、この色は惚れる、絶品です。書いた後も、光るようなことは無い。万年筆で書いたように、光沢は無いがはっきりした色で、ヒットしそうな予感がします。

ダーウェント インクテンスは、価格も¥168と安価で、お勧め出来る水彩色鉛筆です。私のお気に入りの1本です。(ただ、販売店が少ないので手に入れにくいのが難点。送料¥525をどう見るかですが、・・・。5本購入すると、1本¥273になる計算。悩みどころです。)

 
 
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