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新しいホームネットワーク、Open Home対応


リモートワークも2ケ月になり、家で音楽を聴く時間も増えた。これまで使ってきたアクティブスピーカーのCreative T12が、ボリュームを回すとガリガリ音が酷くなってきたこともあり、小型のスピーカーを検討。
今回購入したのはパッシブスピーカーの「FOSTEX かんすぴ P802-S」です。小さい筐体なんですが、周波数帯域:150Hz〜40kHzのハイレゾ対応とのことで、最初に音を鳴らしたらやけにクリアな音で臨場感が出て、びっくり。今回、このかんすぴをメインに使用することとします。隣りの黒い筐体のYAMAHA NS-BP200は、TVの外部スピーカーとしてつなぎ替えます。



これが、新しい接続図です。
NetラジオやiThunesの曲を流すことが多いので、FOSTEXのかんすぴ P802-SはネットワークCDレシーバーのONKYO CR-N765とつなぎました。NS-BP200はテレビから中華製デジタルアンプを挟んでつなぐこととしました。


ONKYO CR-N765は、ハイレゾ対応をうたったネットワークレシーバーです。
付属のリモコンはあるんですが、家中リモコンだらけになるのは嫌なのでiPhoneから「ONKYO Remote3」というアプリでNASに保存したiTunesの曲を選択して再生しています。このRemote3は、使い勝手はさほど良くありませんが、CR-N765本体の電源On/Offからネットラジオの選曲(Tuneln)、NAS内のiTunesのアルバム(Home Media、DLNA)の連続再生、iPhone内の音楽をWi-Fi経由で再生するなど、全てがiPhoneで出来るのでGood。

かんすぴ P802-Sとの相性はバッチリです。ハイレゾの音がどんなのか分かりませんが、クラシックもポピュラーも良く鳴らしてくれます。
ただ、アナログアンプの宿命なんでしょうか、消費電力が70Wとなっているのでケースが熱くなります。スタンバイ時の待機電力は、0.1Wなので問題ありませんが。


このCR-N765は、DLNA対応なのですがOpenHomeには対応していないので、PCに「BubbleUPnP Server」をインストールしてOpenHome化を試みました。


BubbleUPnP Serverの設定画面からRendererにCR-N765を設定した結果、エクスプローラーで見ると、Open Hope化されているような表示になっています。ただ、BubbleUPnP Serverはどういう働きをしているのかは全く分かりません。

これで使い勝手の良い「LUMIN App」や「fidata Music App」はOpen Homeにのみ対応ですが、これらのAppを使える環境は揃いました。


iPhoneにアプリをインストールして起動してみたところ、fidata Music App、LUMIN AppともにCR-N765をRendererとして認識しました。
しかし、fidataではプレイリスト内のアルバムが連続再生しないで1曲で止まってしまいます。fidataからの曲の開始命令を出すが、連続再生されない、という現象です。



ということで、LUMINを使うことにします。これは、iPhoneの画面です。アルバムアートが表示されると、直感的に操作出来るのでいいですね。

ただ、BubbleUPnPServerはPCに常駐して仮想Open Home化をしているようですが、メモリを食うわけではないので暫くこの環境で使用します。


そしてヤマハのNS-BP200は、これまでネットワークレシーバーCR-N765につないでいましたが、今回はTVと接続します。
TVの電源を入れたら音が出るようにする為、写真の中華デジタルアンプ「ELEGIANT デジタルパワーアンプ 最大出力:50W×2」を購入。筐体も美しく、ボリュームつまみも適度な負荷がかかってスムーズで心地良いです。


接続は、TVのイヤホンジャックから音声をAUXケーブルでアンプに入れ、バナナプラグでスピーカーにつなぎました。

TVを見ない時(TVからの音声信号が無い時)は原理的に消費電力は0ワットなので、アンプ本体は常時電源Onで使っています。TV側の電源On/Off時のポップノイズ(ボツ音)が気になることもあり、ボリュームは10時ぐらいで固定し、TV側の音量ボタンで調整しています。このポップノイズが無かったら100%満足なんですが、3Kの中華アンプでは望めません。恒久対策があればやりたいところです。
ACアダプタは12V5Aのものが付属しています。PSEマークが付いていないので品質上の不安は残りますが、ACアダプター、アンプ本体とも発熱は抑えられているようです。気になるのが耐久性ですが、これは暫く使ってみないと分かりません。

こんな小さな筐体の3.5K円の中華デジタルアンプですが、Amazonでの評価も良く、当たりを引いたようです。非常にフラットでクリア、かつパワフルです。素晴らしい。オーディオアンプは重くて大きいものという概念が変わります。


 
 
 
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