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ケヤキで表札を作る(その2.文字入れ)


さて、表札用の文字は何がいいかなあ?
楷行書かなあ、でもバランスが悪い。結局「白舟隷書教漢」にした。勿論、無料フォント。
文字の大きさを決めるため、サイズ違いでプリント。


145×145のサイズですので、なるべく太い文字を掘りたいですね。
舟隷書教漢を150ポで拡大プリントしました。


ニチバンのマスキングテープNo.222(幅50mm)を貼ります。


カーボン紙を挟んで、転写します。


カーボン紙とプリントした文字を固定し、鉛筆で文字の輪郭をなぞります。


こんな感じに、転写できます。


さあ、これから文字を掘っていきます。
安物の彫刻刀はあまりにも切れなかったので、三木章刃物のキワ型4.5mmを新調しました。


文字は、沈め彫りで彫ります。
文字の輪郭から中央に向かって文字を浮かせる方法です。全部彫ると、墓石になっちゃうので。
しかし彫る文字が細かいので、留めの部分のR加減が、なかなかシャープには彫れません。


文字を掘るだけで、3時間は掛かっています。
老眼も入っているし、細かな作業は厳しくなってきました。まあ、こんなもんでしょう。


下塗りは、カシューの下地2号で、しっかり目止めしておきます。


マスキングテープはこういう作業にはぴったりです。
一晩、寝かせます。


やっと文字入れです。
カシュー黒を使います。やはりカシューは濃いのでうすめ液を使います。
あまり薄めて、マスキングテープの間から滲むのが嫌だったので、うすめ液は30%程度でしょうか。


最初は平筆を使いましたが、カシューが粘るので平筆ではうまく彫った溝に入らないです。
筆は一番細い丸筆が入れやすいです。


拡大してみると分かりますが、溝にはなかなか塗料が入らないです。
まあ、1回目の文字入れ作業はこのぐらいにしておきます。


カシューはうすめ加減が難しいですね。
薄めないと細かな部分に塗れないし、かといって薄め過ぎは乾燥時の強度に不安があるし、難しいところです。
そこを補うために、カシュー黒は、合計4回を塗り重ねました。


写真を拡大して見てください。
4度の重ね塗りで、カシュー塗料が盛り上がっているのが分かります。


文字入れから24時間経過したので、マスキングテープを剥がします。
滲んでいないかどうか心配でしたが、このニチバンのマスキングテープNo.222は、全く心配無用でした。
密着度も良く、良い商品です。


漢字の文字のほうも、ゆっくり剥がしていきます。


けやきの木目を生かした、カシューの文字入れ表札の完成です。
想定以上の仕上がりに満足です。


今回の表札作りですが、時間は掛かりましたが、購入すると1万とか2万円とかするので、自作する価値はありますね。


 
 
 
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