暖かい正月なので、DIYショップで木の端材を仕入れてきました。
孫に木のおもちゃを作ろうかと思って、思い付いたのが「木琴」です。
音板はなるべく堅い材質(ローズウッドやパドウク)が良いらしいが、そんな木材は置いていない。みんな加工のしやすい柔らかいものばかりですね。
そんな中でも一番堅そうな、アガネス板をつかいます。
まずは桧の玉(φ35ミリ)を使って、バチを作ります。これが無いと音が出せないので、最初に作ります。
桧玉は、3ケで98円。自分で球を作るのは大変なのでこれはお買い得。
アバネス板(10×30×600ミリ)を、25センチと35センチに切ってみる。
なんせ、「ド」の音を決めないといけないけど、どの位の長さにしてよいものなのか、見当も付かない。
スマホアプリを「ピアノ」で検索し、適当なアプリをダウンロード。
鍵盤をたたきながら、板をたたく。・・・うーん、音合わせは難しい。
2本の横板(横棒)の上にフェルトを敷いておかないと、音が響きません。フェルトは必須です。
ほとんどドレミの音階から遠いので、取りあえず25センチから2センチ刻みに板を切る。
とりあえず8枚切ってみて、そこから「ド」に近いものを決定。
「ド」が決まったら、あとはミリ単位に短く切る作業。この作業が一番時間がかかる。切ってはたたき、また切っていく工程を繰り返します。
切り過ぎた板が2、3枚出たけど、なんとか「ド」から上の「ド」迄で揃いました。
ここから台座を作ります。今回は小さな子供が使うことを考え、いっさい木ねじはつかわず、だぼ加工します。
ダボには、φ6ミリの丸棒を使います。
ホワイトウッドは加工し易い上に木目も綺麗なのでGoodです。
シンプルになだらかなRを付けました。幼児が使うので優しさを出したつもりです。
音板を乗せる横板には、フェルトを2つ折りにしてボンド付けします。
ボンドが乾くまで、暫く抑えておきます。
足には1ミリ厚のコルクを四隅に貼っておきました。
バチの収納用には左側台座の横に穴を空け、縦板を1本渡して2本格納できるようにしておきます。
なかなか良いアイデアだと思う。
はい、台座と音板の加工は完成。あとは取り付けと色付けですが、今回はここまで。
音もなかなか良さそうです。(音は出来上がったらupします。
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