〜ビジネスマンの製図用シャープ(その40)「OHTO オートシャープスリム」〜
0.5mmm 全4色 軸径(本軸部実測):8.6mm 重量(実測):8.7g 200円(税抜き)
書くと芯が出る芯自動繰出し装置付シャープ。
オートはとにかく個性的な商品を出すメーカーです。決して品質は高くありませんが、ユーザー視点で開発しているのでしょうか、たまに素晴らしい商品もあります。
PENTAX MX-1 smc PENTAX LENS 28-112mm(35ミリ換算) F1.8-2.5
ZEBRAのカラーフライトに似てます。
金属クリップで、オートならではの凝ったデザインの形状です。ぺんてるみたいなシンプルなものでも良かったけど、ここはオートですね。
クリップ位置が180度逆で、ロゴ位置が違いますね。どうでもいいですけど。
PENTAX MX-1 smc PENTAX LENS 28-112mm(35ミリ換算) F1.8-2.5
このシャープペンのいいところは、本軸とグリップが一体形になっているところ。
六角軸に、先端が細くなっていくテーパーグリップは、持ちやすく、オートシャープスリムの一番いいところです。
PENTAX MX-1 smc PENTAX LENS 28-112mm(35ミリ換算) F1.8-2.5
消しゴムはチープですが、無いよりはいいでしょう。
ノックキャップも金属で、rotringのテッキーっぽく先端が丸いのがいいですね。
PENTAX MX-1 smc PENTAX LENS 28-112mm(35ミリ換算) F1.8-2.5
口金部を分解すると、こんなのみたこと無いようなチャック部です。
これが自動繰り出し装置です。(見ただけだと、機能はよく分かりません。)
ノック感はスースーって感じでカチカチ感は全くありません。こういう感触も不思議です。
PENTAX MX-1 smc PENTAX LENS 28-112mm(35ミリ換算) F1.8-2.5
チャックはプラの2本爪ですね。こういう2つの爪が挟むというチャックも初めて見た。
1ノックでの繰り出し長は多いですが、2ノック、3ノックときっちり刻んでくれるので信頼出来そうです。
オート、すげえな、やるな、って感じですね。
PENTAX MX-1 smc PENTAX LENS 28-112mm(35ミリ換算) F1.8-2.5
口金もその重さから、金属製だと思われます。
200円ながら惜しみなくコストを投入しています。
PENTAX MX-1 smc PENTAX LENS 28-112mm(35ミリ換算) F1.8-2.5
個人的には、200円最強のシャープだと思っています。
軸カラーをカラーフライト並みに増やしたら、もっと売れる商品になると思います。
オートって、こういうところにも頑張っている会社だなあ、と思います。応援したくなります。
PENTAX MX-1 smc PENTAX LENS 28-112mm(35ミリ換算) F1.8-2.5
【参考】製図用シャープのレビュー記事をまとめました。個人的なおススメ度を合わせて付け加えています。
ビジネスマンの製図用シャープ 〜レビューまとめ〜
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