〜ビジネスマンの製図用シャープ(その30)「STAEDTLER 925」〜
0.3/0.5/0.7/0.9mmm ブラックのみ 軸径(本軸部実測):9.0mm 重量(実測):9.5g 500円(税抜き)
ステッドラーの925シリーズの中では、925-65の上位に位置付けられているオールABS素材の入門用の製図用シャープです。
安価でありながら、正統派のお勧めモデルです。
PENTAX MX-1 smc PENTAX LENS 28-112mm(35ミリ換算) F1.8-2.5
伝統の丸軸のお馴染みのステッドラーのロゴ。
クリップも小さなものが付いていて、オーソドックス。上位の925-35と同じクリップが付いています。
PENTAX MX-1 smc PENTAX LENS 28-112mm(35ミリ換算) F1.8-2.5
グリップの素材は何というのか、硬化プラスチックです。
なんとも言えないグリップ感で、私的には好みです。ラバーとは違い、年を重ねても劣化の心配が無さそう。
芯硬化表示窓は3H〜2Bまで表示で、窓も回しやすいです。このリングは、芯径によって色別され、0.5は赤茶色です。
PENTAX MX-1 smc PENTAX LENS 28-112mm(35ミリ換算) F1.8-2.5
芯サイズは、525シリーズ共通で、ノックキャップに表示されています。軸のリングと同じ色分けされています。
デザインを変えることなく、シリーズ共通としているところに、ステッドラーの魅力があります。
PENTAX MX-1 smc PENTAX LENS 28-112mm(35ミリ換算) F1.8-2.5
勿論、消しゴムには、芯詰まり除去用のピンがあります。
欠点は、このノックキャップ。芯のホルダーに被せてあるだけなので何十回も取り外したりしていると、外れやすくなります。
925-35みたいに奥まで挿すタイプならベスト。
PENTAX MX-1 smc PENTAX LENS 28-112mm(35ミリ換算) F1.8-2.5
チャックも金属チャックで、ノック感もカチカチっとしっかりしています。
PENTAX MX-1 smc PENTAX LENS 28-112mm(35ミリ換算) F1.8-2.5
500円の普及品価格帯なので、タイ製となっているのは残念ですが、真面目な作りで品質的には満足しています。
9.5gと軽量ですが、軸バランスも悪くない。
飽きないデザインは何年も使って欲しい1本です。
PENTAX MX-1 smc PENTAX LENS 28-112mm(35ミリ換算) F1.8-2.5
925シリーズの3種類。
手前から黒の925、ナイトブルーの925-35、オレンジと白は926-65です。
PENTAX MX-1 smc PENTAX LENS 28-112mm(35ミリ換算) F1.8-2.5
使い込んでいるので、口金も艶がなくなりましたが、愛着のあるシャープです。
グラフ1000のグリップ感もいいけど、その半額で買える525もいいです。ステッドラーびいきじゃないけど、お勧めします。
PENTAX MX-1 smc PENTAX LENS 28-112mm(35ミリ換算) F1.8-2.5
【参考】製図用シャープのレビュー記事をまとめました。個人的なおススメ度を合わせて付け加えています。
ビジネスマンの製図用シャープ 〜レビューまとめ〜
comments