〜ビジネスマンの製図用シャープ(その29)「OHTO プロメカ1000P」〜
0.3/0.4/0.5/0.7/0.9mmm シルバーのみ 軸径(本軸部実測):7.5mm 重量(実測):22.8g 1,000円(税抜き)
製図用シャープの重厚さでは、右に出るものはないと思う。それがオートのプロメカ1000です。
オールアルミのシルバー軸は、機能美に溢れています。
新型となって、本体中央にゴムリング4本を巻いています。
PENTAX MX-1 smc PENTAX LENS 28-112mm(35ミリ換算) F1.8-2.5
プロメカ1000の特徴は、軸を回すことによりガイドパイプの長さを調整できるところ。
よく考えた設計です。
細身の丸軸にローレットグリップで、とにかく低重心。PILOT S10やuni SHIFTなんかより重いです。
PENTAX MX-1 smc PENTAX LENS 28-112mm(35ミリ換算) F1.8-2.5
これがガイドパイプを格納したところです。
ぐらつきなくしっかり格納されます。
メカっぽくて好きですね。
PENTAX MX-1 smc PENTAX LENS 28-112mm(35ミリ換算) F1.8-2.5
消しゴムには芯つまりを掃除するピンが付きます。
オートは、プロメカシリーズの廉価品の500Pもピンが付きます。いい仕事してます。
PENTAX MX-1 smc PENTAX LENS 28-112mm(35ミリ換算) F1.8-2.5
芯硬度表示窓は、ノック部の黒いプラスチックを回して変えます。
4H〜Bまでの表記です。ぺんてるなどと同じ機構なんですが、3HからBまでの表示のぺんてるに比べ、幅が広いです。
PENTAX MX-1 smc PENTAX LENS 28-112mm(35ミリ換算) F1.8-2.5
こんな感じのチャック部です。
ノックの感触はカチカチというより、ムニュムニュって感じです。
PENTAX MX-1 smc PENTAX LENS 28-112mm(35ミリ換算) F1.8-2.5
クリップは弟の500Pと同じですが、表面加工はマット仕上げで高級感を出しています。(手前が100Pで、奥が500Pです。)
500Pでは、持つたびにカシャカシャした音鳴りが気になりましたが、1000Pでも少し改善されましたが、やっぱり気になります。
PENTAX MX-1 smc PENTAX LENS 28-112mm(35ミリ換算) F1.8-2.5
これも弟の500Pとの比較。何の変哲もないローレット加工で、共感が持てます。
芯も0.4mmが選べることもありますが、正統派でありながらガイドパイプのスライドが出来るのはGood。好きな1本です。
PENTAX MX-1 smc PENTAX LENS 28-112mm(35ミリ換算) F1.8-2.5
【参考】製図用シャープのレビュー記事をまとめました。個人的なおススメ度を合わせて付け加えています。
ビジネスマンの製図用シャープ 〜レビューまとめ〜
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