〜ビジネスマンの製図用シャープ(その15) 「ぺんてる グラフペンシル」〜
0.5mmm ブラックのみ 軸径(本軸部実測):8.2mm 重量(実測):9.8g 800円(税抜き)
このグラフペンシルは、1972年発売というから超ロングセラーを通り越している。
ぺんてるの歴史を感じさせる1本です。
PENTAX MX-1 smc PENTAX LENS 28-112mm(35ミリ換算) F1.8-2.5
特徴的なのは、この12画の軸です。
線を長く引く場合、芯の片減りを無くすために軸を少しづつ回転させていくので、この12画がうまく機能するようです。
PENTAX MX-1 smc PENTAX LENS 28-112mm(35ミリ換算) F1.8-2.5
グリップも何の変哲もない縦溝なんですが、これがうまくフィットする。
rotring 300なんかも、この感触です。
PENTAX MX-1 smc PENTAX LENS 28-112mm(35ミリ換算) F1.8-2.5
水平にしてみると、左右対称になるよう作られた長いノック部が、クラシック感満点です。
極細のノックボタンの感触も、カチカチと小気味いい音です。
PENTAX MX-1 smc PENTAX LENS 28-112mm(35ミリ換算) F1.8-2.5
ノック部のシルバーのパーツをくるくる回転して外さないと、消しゴムも使えないし、芯も交換できない作りになっています。
PENTAX MX-1 smc PENTAX LENS 28-112mm(35ミリ換算) F1.8-2.5
チャックは、安心できます。
ゼブラのカラーフライト同様、軽くてバランスのいいシャープです。クラシカルな外観は、マニア向けかも知れません。
定価800円は高いように感じるが、手の込んだパーツの多さからか。
PENTAX MX-1 smc PENTAX LENS 28-112mm(35ミリ換算) F1.8-2.5
【参考】製図用シャープのレビュー記事をまとめました。個人的なおススメ度を合わせて付け加えています。
ビジネスマンの製図用シャープ 〜レビューまとめ〜
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