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OHTO Proud(プラウド)万年筆

会社のメモ用に、黒軸、金クリップの太軸万年筆が欲しくなって、オートのプラウドを買った。

奥からF-スピリット、プラウド、リバティ(ボールペン)です。オートのこのシリーズは、オーソドックススタイルで好きです。

購入したきっかけは、F-スピリットのキャップの閉り具合が硬く、パチンと閉まらない。ガギっとか言うので衛生上よくない。


同じ鉄ニブですが、シュミットのニブは2種類あるんですね。

フラウドには、筆記体の大文字で「F」が刻んであり、「SCHMIUT」名も入っている。他のオート商品(F-スピリット、デュード)とは異なるニブが付いています。外観は、高価なニブに見えますね。

これが価格にも表れていて、1,575円です。


気になるキャップの閉まり具合は、なかなか良いです。

パイロットのプレラのようにスーッ・パチンとまでは行かないまでも、優しい力でカチッと閉まります。

グリップの軟質ゴムはちょっといけませんね、ボトルインクから吸上げる際、この隙間にインクが入るので拭取りが面倒です。万年筆メーカーなら、改善を希望します。

それともう1点、キャップをおしりに挿した時、しっかりはまらない。使っていると、ゆるんで抜けちゃう。安い中国、台湾メーカーもそうなんですが、ぐらつくのは困りものです。


前軸のネジ部や胴軸リングのネジ部も、手を抜かずにしっかり塗装されています。

見えない箇所とはいえ、雑な作りだとがっかりしますが、オートさん、なかなかいいです。


さっそくコンバーターを挿します。

オートの万年筆はヨーロッパ規格のものと互換あり、となっていますが、他サイトの書き込みを見てもジャストフィットするメーカーが書かれていません。

デューク、リーガル、ペリカンの3本で試してみると、ペリカンが一番しっくり刺さるのでペリカンコンバーターを使います。(一番手前です。)


と、ところが、胴軸がはまりません。

コンバーターの後ろの方の金属リング部分がひっかかり、これ以上奥にいきません。

これは想定外。ダウン


このリング部、0.5ミリぐらいの段差があります。これが悪さをしています。

そんな訳で、金属ヤスリで削ることにした。

インクの見えるプラスチック部分の高さまで、金属部分を削ります。


黄銅ですね、黄銅なのですんなり削れました。

これぐらいになれば、まったく接触しないで胴軸が閉まります。

時間にして10分ほどでしょうか。コンバーターを加工するとは思ってもいませんでした。


金属ヤスリ掛けだけでも問題ありませんが、耐水ペーパーを使って均します。#600 → #1000 → #1500 → #2000、最後の仕上げにピカールで磨きました。

プラチナのコンバーターそっくりになったけど、ペリカン純正コンバーターです。

プラウドには、ペリカンコンバーターが使えます。ちょっと加工するのが前提です。OK


インクは、オートのボトルインクは無いので、ブレンドインクで有名な神戸INK物語の海峡ブルーにしました。

筆跡ですが、1Kシュミットニブが中字程度と太いのですが、1.5KプラウドのFニブはどうでしょう?

やっぱり細字ではなく、中字ですね、残念。書き味はカリカリ感がまったくなく、すらすら書けますね。インクフローが多目なせいですね。

中字で、メモをなぐり書きする用途にはぴったりな万年筆です。キャップをしないでも乾くこともなく、会社使いにはもってこいの1本です。

オートのプラウド万年筆、1,500円で本格万年筆の雰囲気を味わえる。もう少し高評価を与えても良い商品です。


 
 
 
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