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プラチナ「バランス #5 シャインクリスタル 細字(細)」

■はじめてのスケルトン万年筆シリーズ(4)
PLATINUM「バランス #5 シャインクリスタル 細字(細)」
ヤング層も気軽に使える透明軸の万年筆、細字(F)、2013年1月15日発売、定価3,150円。

プラチナ万年筆のバランスと言えば、#3776を思い浮かべると思いますが、これは廉価品の「#5 シャインクリスタル」です。

文房具店では、ボールペンと同じように立てて陳列してあります。"COOLな万年筆"とのキャッチコピーは今一歩。

とはいえ、最初に手に取ったときから安定感のある軸と、重厚な作りが伝わってきます。

軸バランスが良いのは、首軸内のジョイント部に金属パーツを採用している点です。シルバーメッキされ、デザイン的にもクリップとマッチしています。定価は3,150円ですが、Amazonで2,290円(送料0円)なのでお財布にもやさしい。amazon

この金属パーツのお陰で、キャップをおしりに挿してもペン先に重心があるので持った感じがGood。手

流石にバランスの名を付けるだけあって、手を抜いていないです。

更に嬉しいことに、ペン芯は半透明の白色で、当スケルトンモデルオリジナルのようです。

ユーザーを考えた一品ですね。ただ売れれば良いというより、使う人に愛されて貰いたい、という熱意が感じられます。


ニブはステンレスで、機械的な平凡な形状になっているのが残念です。

「細」と漢字で刻印しているのは、兄貴の#3776譲りです。

書き味は、とても硬く鉄ペンそのものです。プラチナはインクフローが渋めですので、今回のシャインクリスタルもより細字の字幅ですね。手帳にメモを書き込むには最適です。万年筆

ボールペンに慣れている人でもすんなり使えます。

ただ気をつけて欲しいのは、ボールペンと違いキャップをしておかないとあっという間にペン先が乾き、書き出しが渋くなります。特に、プラチナのFニブはその傾向が強いのでご注意を。危険


キャップ部にプリントされたPLATINUMも控えめでいいです。

キャップの飾りリングもクリップ同様シルバーのめっきをしているので、アクリルの透明軸とマッチしています。

勘合(かんごう)式のキャップもパチッと小気味よい音で閉まります。


プラチナのコンバーターはインクが吸い上がらないと評判は良くありませんが、これしかないので使います。

ゴールドのメッキは、ちょっと好みが分かれるところです。スケルトンモデルには、シルバーの方が良いと思う。

iro-shizukuの【紅葉】を入れてみると、いい感じに染まりました。

軸バランスがいいので、赤ペンだけに使うには勿体ない。常用ペンにしようと思う、ってことで、ブルーブラックを試してみることにした。

インクは中学生の時から使っている、パーカークインクのブルーブラックです。ビン

ペン芯に染み込むブルーもいいですね。

パーカーのBBは癖のない青系のBBで、ウォーターマンのBBと同じように、ゆっくり書けば濃く、ささっと書けば薄く出るので好きなインクです。


・・・・やっぱり、プラチナの万年筆には、プラチナのインクを入れよう。

当然、ブルーブラックです。

プラチナのBBは、ブルーが強く、いわゆる古典BBの灰色ががった紺というか濃い青から程遠いので、これまで出番がありませんでした。


私の持っている中で一番高級な万年筆なので、酸性の強い古典BBを入れてニブとか痛めないか心配でもあります。でも、鉄ニブですし試してみないことには分からないし。

このバランス シャインクリスタルを毎日使うことにしたので、古典BBを入れてもいいでしょ。

逆光で透かすと、綺麗なブルーです。


HI-TEC-Cのように書けることもあり、ここ一週間ほど使っています。

プラチナのニブは、キャップをしないで5分もすると、相変わらず書き出しが悪くなりますね。ボールペンのようには行きません。(過去の記事「手帳用細字万年筆、そしてメモ用にも使う」を参照。)

・・・・それ以上に気になってきたのが、このコンバーターのゴールドメッキ。どうにかならないもんかなあ?

全てクロームメッキで統一された、結合部・飾りリング・クリップには似合わないよね。

ゴールドをシルバーにして、更につまみ部を透明にしてくれないかなあ、プラチナさん。ビックリ

(2013/03/28追記)PILOTのコンバーターが、プラチナにも刺さるとの情報を頂きましたので、試してみました。コメントありがとうございました。
PILOTのコンバーター(CON-50)を、プラチナ互換にする


(2013/07/15追記)
プラチナはペン先の乾きが早いので会社用には向かない。特にこのバランス#1スケルトンは細字なため、すぐ乾く。

ただ、細字と硬い書き味が好みなので、プラチナのREDを入れて使うことにした。

この赤は、先生の採点用に使われるだけあって、くすみのない明るい赤です。



■はじめてのスケルトン万年筆シリーズ
 万年筆 其の一:セーラー「ハイエースネオ スケルトン(F)」
 万年筆 其の二:セーラー「プロフィットジュニア 透明軸 MF(中細) 」
 万年筆 其の三:パイロット「限定プレラ iro-ai(色彩逢い) 細字(F)」
 万年筆 其の四:プラチナ「バランス #5 シャインクリスタル 細字(細)」
 ドラえもん おまけ:PILOTのコンバーター(CON-50)を、プラチナ互換にする
 万年筆 其の五:ラミー「サファリ スケルトン万年筆 L12(EF)」

 万年筆 番外一:プラチナ「プレピー デモンストレーター」
 万年筆 番外二:BORGHINI/ボルギーニ Transparent万年筆/V71(オレンジ)
 万年筆 番外三:入門万年筆 ペリカン「ペリカーノJr 学習用(A)」

 ビン 其の他:パーマネント(古典)ブルーブラック・インクを試す

 
 

comments

こんにちは。はじめまして。いつも楽しく読ませていただきありがとうございます。
金色のコンバーターが似合わないことの対策は2通りあるそうです。(どちらも私はまだ試してませんが。)
1.プラチナコンバーター金色部品をひねって分解、金色鍍金を目の細かい耐水ペーパーではがし、コンパウンドで磨いてから艶がたりなければクリヤラッカーで塗装。
2.使用済みプラチナカートリッジの入り口の部品を外し、パイロットコンバーターCON50の入り口にしっかりはめる。(加工なしではまるそうです。)CON50は銀色だし純正プラチナコンバーターよりもしっかりはまるそうです。

  • 文具好き
  • 2013/03/27 1:19 PM

文具好き さん、こんばんは。

私のブログを楽しく読んでくれている、なんて最高のほめ言葉ですね。凄く励みになります。

もう頭の中は金メッキをヤスリで削ることしか考えられなかったので、対策2のCON-50との互換は考えてもいませんでした。
まず、日本メーカーは完全に互換性なしと頭ごなしの考えが固まっていたので、目からウロコ状態です。

文房具って奥が深いなあ、と改めて思いました。ほんと、情報ありがとうございました。

  • noguchan
  • 2013/03/27 7:52 PM

こんばんは。
CON-50は、
http://d.hatena.ne.jp/pgary/20130125/p1
こんな感じでかっちり嵌るので、最近はこればっかり使っています。
お薦めです(^^)/

がりぃ さん

うーん、これは頂くしかないですね。2ちゃんねる、凄い。

これが広まったら、プラチナの500を使う人いなくなりそうですね。

これからもブログ、読ませて頂きます。ナイスアドバイス、ありがとうございました。

  • noguchan
  • 2013/03/28 9:56 AM

こんばんは、はじめまして。
この記事の時に、今まで持っている中で一番の高級品なのでBBを入れることに〜とありますが、このサイトの中にたくさんのそれよりもお高い品のレビューがありますが、それらについているレビューは、実際に使用してのレビューとして読んで差し支えありませんか?
この3000円定価のものが、一番持っている中で高級という事に驚きましたので。
宜しくお願いします。
大変参考になり、初心者なので、どれから買おうかと必死に読んでいます。

  • 初心者万年筆
  • 2014/11/07 1:34 AM

初心者万年筆さん、こんにちは。

万年筆は、デザインも価格の幅も大きい商品です。私のレビューというかコメントは、その当時に実際に使用している感想です。あくまで素人の感想ですけど。

一般的に言いますと、大手メーカーの販売担当者は、ほぼ100%の確立で「初心者には、定価1万円の金ペンを薦めています。」 私も薦められました。

ただ、低価格帯の中にも良い万年筆とインクはありますので、記事を参考にしてください。

  • noguchan
  • 2014/11/07 8:11 AM

早速のお返事ありがとうございます。
1万円のですね、なかなか始めから手が届かないのですよね。
私の場合ですが。

2013年3月24日の時点では、この万年筆が一番お持ちの中で高価だったということですよね。
その後、色々買って、たくさんお持ちになって、一区切りでの感想などもまた記事にしていただければ嬉しいです。

一つ一つも参考になるのですが、記事の中にあった、細字部門とか、透明軸部門とか、とても参考になります。
じっくり読ませていただきますね、情報、ありがとうございます。

  • 初心者万年筆
  • 2014/11/08 3:49 AM

初心者万年筆さん、こんにちは。

万年筆ほどピンキリのある商品はないんじゃないでしょうか?誰でもモンブランやペリカンの名前は知っていますからね。

ボールペンからの乗り換えで、気を付けないといけないのが、キャップをしないとインクが出なくなること、それとペン先がしなることでしょうか。インクの補充も気をつけないといけないでしょう。

良い点は、ボールペンのようなインクボテがない、濃淡がはっきりしている、何よりスーッと書けるので疲れないことでしょうか。

初心者万年筆さんも、用途に合わせて1本を選んでください。

  • noguchan
  • 2014/11/08 9:05 AM

お返事有難うございます。
万年筆、確かにピンキリが凄い幅の広さですね。
私の買い物にはすごいものは買えませんが、お気に入りのものを探したいです。

  • 初心者万年筆
  • 2014/11/10 10:46 PM
   

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