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手帳用細字万年筆、そしてメモ用にも使う

手帳用の細字万年筆は、ボールペンの0.4ミリ以下の細字、かつブルーブラックは絶対条件です。それ以外にペン先の乾きが重要となります。会社で使うには、普段使いのボールペンのようにキャップを外しっぱなしが普通。今回は細字万年筆のキャップを外した状態で、どの位迄ほっておけるか、テストしてみました。

チェックした細字万年筆とインクは、以下の5本。
 PLATINUM デスクペン(極細字)/プレジール (735円)+パーカーQuink BB
 SAILOR 旧ハイエース(F-4)(1,050円)+セーラー青墨(せいぼく)
 PILOT ニューヤングレックス(F) (3,150円)+ウォーターマンBB
 PILOT プレラ(F) (3,150円)+パイロット iroshizuku(月夜)
 OHTO F-スピリット(細字)(1,050円)+ペリカンBB(古典BB)

以下の写真は、試し書きのサンプル結果です。テスト方法は、5分後に少しだけ書いてみて、そのまま10分経過後にまた少し書いてみて、次は15分後、というようにしました。最後は、テスト開始から3時間半後です。

上記、5本のペンとインクを左から、 ↓◆◆ΑΑΑ↓イ僚腓吠造戮泙靴拭(縦方向は一番上が5分後、次が10分後、・・・、一番下が1時間経過後です。)

結果、面白いほどはっきりした差が出ました。


PLATINUM デスクペン(極細字)/プレジール (735円)+パーカーQuink BB

プラチナのニブは、インクフローが少ない特徴があるが、その特徴通りの結果が出た。

5分程キャップをしないでおくと、書き出しが渋くなり、なかなかインクが降りてこない。評価対象外って感じ。

よって、会社用には不向き。

プラチナのデスクペンは書き易いし、細字で手帳にはもってこいなので、非常に残念。やかんさん


SAILOR 旧ハイエース(F-4)(1,050円)+セーラー青墨(せいぼく)

続いてセーラー。

インクフローでは、パイロットとプラチナの中間と言われていますが、その結果通り。

20〜30分までであれば、いらつかないで書き出すことが可能です。

顔料インクを考えると立派ですが、もう少しです。。。


PILOT ニューヤングレックス(F) (3,150円)+ウォーターマンBB

想定通り、パイロットのニブはインクフローが良いので、すぐに書き出せる。

1時間キャップをしないでほっておいても、特に問題なく書き出せる。

他社製インクでもこの性能、素晴らしい。

コンバーターがCON-20しか使えなく、インク残量が確認できないのが、ほんと残念。


PILOT プレラ(F) (3,150円)+パイロット iroshizuku(月夜)

同じく、パイロットのニブ。

ニューヤングレックス同様、1時間までは許容範囲。

強いて言えば、インクも同社のiroshizuku(染料インク)なので、もうちょっと頑張って欲しかった。


OHTO F-スピリット(細字)(1,050円)+ペリカンBB(古典BB)

細字と言いながらも結構太い。

15分でNGとなったが、その後復活した。古典BBとの相性の問題か?

流石に1時間経過時には、インクが出なくなったが、古典BBの濃いブルーはやっぱり良いです。

酸化し、乾燥したペン先ですが、キャップを閉めて1時間もしたら、またスラスラ書けるようになりました。良かったです。

今回のテストは素人の単純なテストなので、全部の製品がこの結果通りになるとは限りませんのでご注意を。それと、日本メーカーのインクフローは、以下のように一般的には言われています。
  (量が少ない) プラチナ < セーラー < パイロット (量が多い)
インクフローの多いパイロットのニブは、乾きにも強いということが判明した。0

手帳用細字万年筆は、この1本。

パイロット ニューヤングレックス+ウォーターマンBB。

無名のニューヤングレックスですが、老舗のPILOTの味がある。ウォーターマンBBは、初心者に推薦する店主も多く安心のインク。

・・・勿論、メモ書き用でもあります。

会社用としてメモを取るには、パイロットの細字ニブを使うのが良さそうです。

プラチナは、カリカリ感が少ないので使いたいが、会社用としては難しい、というのが結論です。



 
 

comments

ものすごい実験で大変感服いたしました!
万年筆のキャップをした状態での乾燥耐性を測る実験は様々な雑誌やブログ等で見かけるのですが、ペン先を裸にした状態での乾燥耐性実験は勇気が要る行為ですので、なかなか見かけません。
しかしこのような実験があると、これから万年筆を買う方々にも、すでにお持ちの方々にも大変ありがたく、かつ貴重なデータとなります。
私も大変参考にさせていただきました。ありがとうございましたヾ(*´∀`*)ノ

Xenoamnさん、おはようございます。

コメント、ありがとうございます。

高級万年筆なら、こういう実験はしないんでしょうが、私の場合、文字を書くといったら会社のメモ書きぐらいなので、試してみました。

万年筆も1,000円の価格帯で、もう少し各社の品揃えが充実してくれると有難いんですが、・・・。

Xenoamnさんのジュースの記事、参考になりました。カバリエに入るということで、さっそくBBとコーヒーブラウンを注文しました。

  • noguchan
  • 2012/12/08 8:24 AM
   

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