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セーラー「ハイエース」と「ハイエース・ネオ」

年賀状はやっぱ、万年筆でしょ!シリーズ(3)

続いてセーラー万年筆。今回も千円以下の万年筆を探してみると、このハイエースは、細字万年筆の名作、不偏のロングライフデザイン、書き味は最高、といった高評価を得ているので1本づつ購入した。


■セーラー万年筆 ハイエース 細字(F-4)

この価格帯では、細字万年筆の名品と呼ばれる。ステンレス軸、F-4(細字)、1,050円。(※2009年に廃番)

ハイエースは、大手スーパーやコンビニの文具コーナーの吊り下げ文具として並べてあったようです。

確かに、ボールペンを買いにきたお客さんが、「ほー万年筆か、ステンレスで格好いいし、1本買ってみるか」って気にさせます。

カートリッジインク(黒)が2本付き、735円ですから、間違っても高級万年筆等と同じ陳列ケースには並ばない商品ですね。


軸とキャップはステンレスの削り出しでしょうか、適度に重みがあって良いです。

キャップは、カチって閉まります。どこにもメーカーのロゴは見当たりません。

シンプルな細身軸で、クリップも平凡です。

よく出来ているのが黒いグリップ部分。しっとりして、滑らないんです。


ニブは、ステンレスながら金色ですね。金メッキ(GP)ではないし、金色の塗装でもないし、金色を混ぜた合金かと思われます。(詳しくないので、すみません。涙

使い込むと味が出ることでしょう。

このF-4ニブは最高ですね。するする書けます。細字なのにカリカリすることが全くない。ニブポイントが素晴らしいです。手

私みたいに手帳に細かな字をガンガン書き込むには最適かと思います。(ただ、「細字はハイエース」みたいな書き込みを見かけますが、ゲルボールペンのようにはいきません。ハイテックCの0.5ミリ程度です。)


セーラー コンバーター 一般用(595円)が使えるので、ボトルインクを使おうと思う。

このハイエース、2009年に廃番となったようですが、惜しまれる商品です。

販売本数に繋がらないと、モデルチェンジするしか道が無いのかなあ、益々活字離れが進行してるのが現状ですからこの業界は厳しいですね。


ボトルインクは「青墨(せいぼく)」。

最初に購入するボトルインクなので、無難な同メーカーのセーラーのものにした。

顔料インクで、耐水性に優れているとのこと。ナノインクって書いてあるので、インクの固着も防いでくれるのでしょう。

色合いの感じ方は人それぞれでしょうが、いい色です。パッケージの色とは異なり、青が強い明るい群青色です。


顔料系なので、書き出しも乾燥後もあまり変化のない、鮮やか系の濃い青インクです。

特筆すべきは、キャップをしないまま10〜15分とか置いてペン先が乾いても、書き出しがかすれることもなくインクが出ます。

ぺん芯が良く出来ているのか、インクとの相性が良いのかは分かりませんが、同一メーカーということもあるかと思います。これは使えます。手

(2013/04/05追記)
青墨をいれたまま、ほぼ3ケ月間ほっといたら、書き出しが渋いどころか、かすれてまるで書けません。やかんさんインクを補充しても同じです。
青墨同様に3ケ月放置したパーカークインクBB、ウォーターマンBB、ペリカンBB、それに色彩雫【月夜】は、すぐに書き出せました。青墨は唯一の顔料インクです。インクの水分が蒸発し流動性がなくなった結果、ペン芯に目詰りしたようです。ナノインクは、やはり使い続けないといけないインクのようです。



上が旧ハイエースに青墨を入れたもの。

書きやすいハイエースには、こういったブルーブラックが似合う。線幅は、プレピーより随分と細いが、ゲルボールペンに比べると太いので、期待し過ぎないように。

縦の線が太く出ないので、ボールペンからの乗り換えでも違和感が少ないと思う。
下は、プレピーのブルーブラック。

【総合評価】
 ・質感/品質:★★☆(Allステンレスのスマートな軸は良い。細身の軸が好みの方に最適。)
 ・書き味:★★★(硬いニブなのに、とてもスムーズな書き味、お勧めです。きっと滑らかさに驚きます。)
 ・年賀状の宛先書き:★★☆(巷の書き込みでは細字とあるが、それほど細字でもなく、宛名書きにも使える。)
 ・手帳に細かな字を書く:★★★(細かな文字も、硬いニブながらすいすい書ける。)



■セーラー万年筆 ハイエース・ネオ ブラック 細字(F-4)

名品ハイエースの後継モデル、全6カラー、F-4(細字)、1,050円。

ハイエースの後継「ハイエース・ネオ」です。価格は、1,050円と同じ。

ニブは同じF-4ですが、軸がプラスチック樹脂となりました。(キャップはアルミに変更されています。)

ところがこのプラスチック軸、つるつるしていて軽いし、安っぽい。お世辞にも高級感は感じられない。

旧型ハイエースの後継モデルとしてではなく、グレードダウンの印象です。


ステンレスのF-4ニブ。

色は金色ではなく銀色の一般的な色となりましたが、旧型ハイエースと同じなので、こちらはGood。

Sailor F-4の下部に「F」と刻まれています。旧型ハイエースは、F-4のみです。


コンバーター、もちろん使えます。

旧モデルのシンプルさを継承しているものの、チープさばかりが目立つ。クリップのデザインも普通過ぎる。

ハイエース・ネオには、軸カラーが6色が用意されました。

ビビットなカラーやパステルカラーのラインナップは無く、地味なカラーのみの品揃え。購買層として若者を意識してはいないようです。

でも、セーラーのHPを見ていると、レトロで落ち着いた色に見えてきて、カラー軸を購入したほうが良かったかな?

参考までに、旧型ハイエースの軸とキャップがそのままハイエース・ネオにも付きます。互換性ありです。

【総合評価】・・・・書き味以下は、旧ハイエースと同じです。
 ・質感/品質:★☆☆(軽くって、ちょっとチープさはぬぐえない。レトロなカラー軸も好みが分かれる。)
 ・書き味:★★★(硬いニブなのに、とてもスムーズな書き味、お勧めです。きっと滑らかさに驚きます。)
 ・年賀状の宛先書き:★★☆(巷の書き込みでは細字とあるが、それほど細字でもなく、宛名書きにも使える。)
 ・手帳に細かな字を書く:★★★(細かな文字も、硬いニブながらすいすい書ける。)


<年賀状はやっぱ、万年筆でしょ!シリーズ>
 ペン第1回:プラチナの200円万年筆「プレピー <0.3>細字」
 ペン第2回:プラチナ「プレジール <0.3>細字」
 ペン第3回:セーラー「ハイエース」と「ハイエース・ネオ」
 ペン第4回:オート「F-SPIRIT(F-スピリット) 細字」
 ペン第5回:シェーファー「ノンナンセンス F(細字)」
 ビン第6回:万年筆には、ブルーブラックインクでしょ!
 ビン第7回:パーマネント(古典)ブルーブラック・インクを試す
 ペン第8回:中華万年筆ってどーよ! 「カンガルー&デューク」
 ペン第9回:台湾万年筆だって負けていない!! 「REGAL」
 ペン第10回:プラチナ「デスクペン 極細字」
 ビン第11回:パイロットインキ iroshizuku(色彩雫)
 ペン第12回:プラチナ「プレピー デモンストレーター」
 ペン第13回:オート「万年筆 Dude/デュード ブルー(細字)」
 ペン第14回:パイロット「PRERA/プレラ ロイヤルブルー F(細字)」
 ペン第15回:パイロット「ペン習字ペン ノンカラー EF(極細字)」
 ペン第16回:パイロット「ニューヤングレックス F(細字)」
 ペン第17回:年賀状の宛名書きには、この1本
 ペン手帳用細字万年筆、そしてメモ用にも使う
 ペン雑誌おまけ万年筆には、カラーインクを使う

 
 

comments

自分もハイエースネオをもっています。旧ハイエースの方がデザインが良くて好みです。
通信販売でもなんでもいいのですが,旧ハイエースどこかで売っていないものでしょうか??

ただ,インクだけはプラチナのブルーブラックが好きですね。あの独特の色がいい。
コンバータを使用してそのボトルインクを使いたいですが,どうでしょう?メーカーも違うし・・・・なにか,アドバイスがあれば,ぞうぞ!

  • 外人二十面相
  • 2013/10/23 9:29 AM

外人二十面相さん、おはようございます。

旧ハイエースは、オークションでデッドストックとかで出るかも知れません。

プラチナのBBは青が好みの方でしたら良い選択ですね。ただ、パーマネントインクは毎日使うのがペン芯には良いようです。

万年筆とインクがメーカーが違うから使えないなんてことは一切ありません。気に入ったインクを使うのが一番です。

  • noguchan
  • 2013/10/24 8:18 AM
   

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