March 2024  |  01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31

KYMCOアジリティー125、ギアオイル交換

購入後2年経過し(走行6,000km)、停止時からアクセルを少しだけ開いた直後の数メートルの低速時にギクシャクしたショックが出るようになった。

プーリーとの繋がりが今ひとつの感じ。2ストのYAMAHA Gアクシスの6,000km走行時は全く異常を感じなかったけど、アジリティーはガクガクです。

メイン・プーリーのウエイトローラーか、ベルトの磨耗か、遠心クラッチがイカレタのかも分からない。但し言えることは新車購入時からまだ一回もトランスミッション・ギアオイルを替えていないので、今日はギアオイルを交換することにした。


整備手帳には、推奨オイルは「SAE90」とのこと。SAE90でググっても出てこないので、KYMCO純正ギアオイルで検索すると、純正はSAE 80W90 API GL-5とのこと。

80W-90でググルと、手頃な価格でBPのギアオイルが出ていたので、近くのホームセンターで購入。(コーナンで1リットル缶980円でした。)

高回転型のバイクと車は違うという人もいるが、それはエンジンオイルの選択のことで、タイヤはバイクも車も同じ回転数で回るから構造上は同じはず。ギアオイルの規格も80W-90と同じだし、BPは外れのないメーカーなので問題ないでしょ。


ドレンボルトが何処か分からないので、下の方に付いているボルトを順番に緩めていきます。ドレンボルトは下向きに付いていると思ったんですが、横向きでした。

小さい外側のボルトは、ギアボックスを止めるボルトのようです。写真の赤丸で囲った2ケ所のボルトが、ドレンボルトと給油口です。

ドレンボルトはワッシャーがはまっているので軽く回りましたが、他のボルトの締め付けトルクが結構きついです。台湾じゃあ、こんなに締め付けるのかって位きつい。両口スパナでは舐めてしまいそうなので、ソケットレンチと10センチぐらいのエクステンションが必要です。ミリサイズで回りました。


2年間、6,000km以上走ったので、廃油は真っ黒になっているかと思ったんですが、鉄粉も無ければ、全く汚れていません。

入れたてのオイルの色は褐色ですが、ちょっと緑掛かった色に変色してます。ん〜!!??ちょっと不思議、ドロドロの真っ黒で、鉄粉ザラザラを想定していたので予想外でした。

オイル受けは、ビニール袋に新聞紙を敷いただけの簡易オイル吸い取り袋です。


オイル注しを同じホームセンターで購入しておいたので、注入です。(オイル注しは、300ml用で168円。)

小さなボルトの穴から入れるので、先が細いオイル注しは必須アイテムです。

標準容量の、0.19リットルを入れました。と言うか、オイル注しでチューチュー入れたって感じです。規定量になると溢れるはずなんですが、しっかり入ったので、整備手帳の指定より多く入るのかな?ここは、整備手帳を信じて0.19リットルです。(※ドレインボルトのワッシャーは交換していません。)

これで、低速域でのギグシャクした、アクセルを開けるとガグっというショックが無くなるといいのだが?!

【費用】合計、354円でした。安い、っす。特別な工具も必要ありませんのでお手軽です。
・BP Super Gear 80w-90 GL-5(1リットル980円)・・・・0.19リットル使ったので、186円。
 残ったオイルは、缶の穴にガムテープを貼って空気に触れないようにして保管です。次の交換は、1年後でしょうから、あと4年は使えるってことになりますネ。
・オイル注し(300ml用のボトル):168円
・簡易オイル吸い取りBOX:コンビニのビニール袋+新聞紙なのでタダです。

【走ってみての感想 2010/10/24】
ギアオイル交換による、体感できる変化は無いですね。プーリーの変速がスムーズに行くと思ったんですが、ギアオイル交換では改善しないようです。気持ち的にオイル交換したんだ、と余裕が生まれるだけでした。

プーリーアッシーを交換しようか迷うところですが、この冬を乗り切ったら考えましょ!危険
ボアアップして、155ccにしたいなあ?なんて気もしてるしね。・・・・50歳をゆうに過ぎたおやじバイクでも、早いのが魅力ですよね。


【その後の調子 2010/11/03追記】
本日、プーリーがどうなっているか確認しようとしましたが、クランクケースがどうやっても外れません。アルミのカバーがガスケットと圧着してて、手では外れないので、潤滑スプレーをガスケット部にスプレーしておきました。ゴムのハンマーを来週にでも購入したいと思います。簡単にバラせると思ったのですが、甘かった。

で、アジリティー125ですが、R246のバイパスで信号グランプリでフルスロットルの加速を繰返し、直線での限界高速走行(85〜90km程度の巡航)を20分程度したら、出足のガクガク感がほとんど消えました。あれっ?!、いつの間になんかスムーズに発進するようになったなぁ〜、って感じ。

ウエイトローラーの偏磨耗では無さそうだし、プーリーとVベルトの低速側の相性なのか、冬場になったからなのか、原因は不明ですが取り合えず出費をしないで済んだかな?たまには、高速の限界走行をするのもアリですね。

一時的な改善なのか不明ですが、通勤快速仕様にウエイトローラーだけは軽い社外品に変えてみようかな、とも思っているところです。(クランクケースが外れたらの話ですが、・・・)



 
 

comments

低速のガタはプーリー周りのグリス漏れが原因とかどこかで見かけました。脱脂すれば改善するみたいですよ。

  • takeo
  • 2010/10/29 5:44 PM

takeoさん、こんばんは。

さっき、バイクに詳しい人と話してて、ウエイトローラーが臭いってことだったので、週末にプーリーばらして見ようかと思ったんですが、台風で、・・・・

ウエイトローラーだけでもNAPSで買って置こうかな、って所です。

  • noguchan
  • 2010/10/29 6:19 PM

http://www.scribd.com/doc/18032572/Kymco-Agility-125-R16-EN

の96ページ辺りに出てます。ねじの取り忘れは無いですよね。
確かに自分のも固着してましたが、ケースに爪みたいなのが付いてたのでそこに力をかけて取りました。
ガスケット、素材がアルミっぽくて張り付いていたので切れてしまいました。予備など持っていなくてキッチン用アルミテープで貼り付けて戻しました。
グリス漏れの話はドリブン(後ろ側)みたいです。

  • takeo
  • 2010/11/16 8:01 AM

takeo さん、こんにちは。

サービスマニュアルってあるんだね、知らなかった。ダウンロードしようとすると、何$か取られそうなので、見るだけにします。

外せないクランクケース用にプラハンマー買って、ガスケットの隙間に潤滑スプレーを注して置いたので今度は外れるでしょう。ウエイトローラーも標準より2g軽い玉を6個仕入れました。

今週末は出掛けるので、来週にでも作業しようかと思ってるところです。

  • noguchan
  • 2010/11/16 8:48 AM

私はキムコレーシング150を乗っており出足のカクカク、というかゴゴゴみたいなのでゴロツキに困っていました。
ウェイトローラーやベルト、エンジン・ギアオイル等、関係ないけどエアフィルターも交換しても改善されず。先週見つけたこちらのブログを参考に昨日中央道高井戸ー八王子でフルスロットル加速等を試したところ
一発で直りました!!
通勤だとどうしてもエコ走りをしてしまうし、
たまには回してやらないとダメなんですね。

ホント助かりました、ありがとうございます。

  • ぐり
  • 2017/03/06 11:33 AM

ぐり さん

改善したとのことで何よりです。
くれぐれもスピードの出し過ぎには注意して、安全運転で。

  • noguchan
  • 2017/03/06 11:50 AM
   

trackback

 
pagetop