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PENTAX K-xの描写力

デジ一眼「PENTAX K-x」の描写力/色再現性をテスト。MINI東名横浜のショールームで、車の撮影です。原色系のボディカラーが多いので、テストにはうってつけです。

数あるデジ一眼から「PENTAX K-x」を選んだ理由として、フジフィルムのベルビアのような色再現性があるとのレビューが決め手だった。

カメラの設定は、カスタムイメージを"ナチュラル"(彩度:標準、コントラスト:標準、シャープネス:マイナス1)にし、絞り優先AEにて撮影。EV補正やWB補正もデフォルト、使用レンズも標準ズームのDA L18-55です。

1枚目の写真は、テレ端の焦点距離55mm(35ミリ換算82mm) F5.6 1/100秒 ISO400です。

現車は鮮やかなカナリア色ですが、半逆光で濃い色合いになった。奥にある椅子の青色と赤色はよく再現している。ボケ具合もまずまず。中望遠の標準ズームですが、テレ端の開放だと、そこそこボケますね、さすがにデジ一眼です。



続いて、赤い車。

焦点距離28mm(35ミリ換算42mm) F5.6 1/60秒 ISO200

ショールームで感じる艶やかさは、よく再現しているし、特にメッキ部分、ガラスの透明感はさじ加減も良い感じ。

赤はなかなか難しい色だが、若干エンジに寄ったようだ。朱色(オレンジ系)に寄らないので、好きな色になった。



次は、白。

焦点距離50mm(35ミリ換算75mm) F5.6 1/100秒 ISO800

スポットライトのギラつきが排除されていて、乳白色で見た目に近い白です。



黒系もチェック。

焦点距離48mm(35ミリ換算75mm) F5.6 1/100秒 ISO400

全く問題ないですね。テーブル表面のブツブツしたような箇所の細部の描写はよく出ています。

【まとめ】
PENTAX K-xは、ほぼノーマル設定(シャープネスがSOFTの設定にも拘わらず)でも、色がよく乗ります。鮮やかな発色は、ベルビアで撮ったといわれたら、ベルビアと勘違いするかも知れませんね。(※緑の再現をしていないので、言い切るのもいけませんが、・・・・。フジクロームの話をしても、意味ないか?!)

今回のようなライトの強い弱いがはっきりしたショールームでも、カメラ任せのフルオートで問題ないようです。

特にオートだとISO感度が自動的に変化して、ブレないシャッタースピードを与えてくれます。ブレた写真は使えませんので、この感度の自動UP機能はいいですね。ISO800は常用に耐えないどころか、ISO3200でも問題ないのは、このカメラの最大のセールスポイントになります。


 
 

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