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ケンコー ACクローズアップレンズNO.3

初めてのデジタル一眼カメラを使ってみて、コンデジと大きな違いは、
 ・マクロモードが無い
 ・ピントの合う範囲が極端に狭い

デジタル一眼はコンデジより優秀だという先入観があったので、すごく不満なのがマクロ撮影。

私の場合、室内で小物(ミニカーやLEDなど)を撮ることが多いので、デジ一眼のPENTAX K-xに変えた途端、思うようにピントが合わず、コンデジ(KONICAMINOLTA A200)では2、3枚で済むところを10枚以上シャッターを押し、その中からブレていない1枚を選ぶというはめになった。

コンデジの優秀なマクロ撮影に慣れてしまったせいか、デジ一眼の被写界深度の浅さ(狭い)は、非常に戸惑うばかりだ。(デジ一眼にはまずマクロモードというのが無い、ってことも購入してから知った。)

過去、何度もお世話になった価格.comの掲示板に書き込んだところ、多くの方から助言を貰った。主な助言としては、
 ・手ブレは左右方向だけではなく、被写体に対しての前後ブレもある。
 ・室内接写では、照明+三脚が基本。
 ・開放ではなく、2段階程度絞ること(F値を大きく)。

まさに基本ですね。ちょっと、忘れかけていました。



接写には「クローズアップレンズ」を使うのもひとつの代替案だと教えられたので、さっそくメジャーな「ケンコー ACクローズアップレンズNO.3」をヨドバシで購入した。(2,000円ぐらいです。)

K-xの標準ズームはDA L18-55で、最短撮影距離が25cmのスペック。単純にボディ部のCCDからズームレンズの先端まで13cmぐらいあるので、レンズの先端から被写体まで12cmまで近づいて撮影できます。そこそこ大きいものを撮るにはいいが、5cm以下の小さなものを撮るには十分ではない。



クローズアップレンズNO.3の焦点距離は、33cmになるとケンコーのHPには書いてある。

これは、レンズの先端から被写体までの距離なので、12cm→33cmと離れてしまうけど、こんなに離れてしまって効果があるのかどうか?また、被写界深度は、どんなものなのかをさっそく試した。



(写真1)55mm F5.6 1/40秒 ISO3200 クローズアップレンズ無し

テレ側で一番寄れる距離での撮影だと、レンズ先端から12cmぐらいまで寄れます。開放なので、背景にある2台のミニカーはボケます。



(写真2)55mm F22 1/2.5秒 ISO3200 クローズアップレンズ無し

(写真1)と同じ条件で絞れるだけ絞り、F22です。流石にシャッタースピードは1/2.5秒となりますが、三脚固定ですので、ブレもなく、一番後ろの車もしっかり写り込みます。

ちなみに、K-xは2秒セルフタイマーを使うと、手ブレ機能はカットされます。



(写真3)55mm F5.6 1/40秒 ISO3200 クローズアップレンズNO.3装着

次はクローズアップレンズNO.3を装着し、(写真1、2)と同じ距離から撮影。つまり、被写体からレンズ先端まで11cm。(クローズアップレンズは、1cmぐらいの厚みがある。)あれ?ピントが合います。AFでもピピって合焦します。これは良い誤算です。

クローズアップレンズ無しの画像より少し大きく写せます。1.2倍ぐらいの感覚でしょうか?特に色収差の影響も出ていません。背景ボケというより、ソフトフィルターを掛けたような感じでになります。



(写真4)55mm F22 1/3.3秒 ISO3200 クローズアップレンズNO.3装着

こちらは、絞っての撮影。blogに投稿するなら、このぐらいの写真ならミニカーの雰囲気が出ますね。



(写真5)55mm F5.6 1/40秒 ISO3200 クローズアップレンズNO.3装着

さて、次なるテストはどこまで寄れるか?

このDA L18-55の標準ズームは、カタログ値の最短撮影距離より被写体にもうちょっと寄ってもピントが合います。レンズ先端から約8cmぐらいまで寄れました。

クローズアップレンズを装着すると、33cmの位置にピントが合うというのは何なんでしょうね。単焦点レンズでの規格なのかも知れないですね。



この写真は、以前手ブレでうまく表現できなかったFETリレーです。(真ん中の丸い可変抵抗の直径は6ミリしかありません。)

暗い室内での小物の場合は、三脚固定+セルフタイマー。もうちょっと寄りたい場合は、クローズアップレンズで大きく撮ることができます。F20と絞っているので、ほとんど全体にピントが合っていて、リレー全体がよく分かります。

これより小さなものは撮らないので、NO.3が1枚あれば良さそうです。マクロレンズは、カメラ本体より高価なので、クローズアップレンズはお買い得です。

ケンコーのACクローズアップレンズNO.3は、カメラバックに入れておきます。


一眼でのマクロ撮影は、とにもかくにも手ブレに注意することが教訓でした。

この写真のように、明るい場所では開放(F5.6)でも1/100秒のシャッターが切れます。ISO800ですが、PENTAX K-xの売りの高感度での描写の良さで、手持ちでも何なく撮影できます。

(※参考までに写真1〜5のISO感度を見て欲しい。ISO3200ですが、全く画像が荒くない。ちょっと信じられませんが、私にはそう見える。素晴らしいカメラです。)


 
 

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