November 2019  |  01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30

ファーバーカステル アートグリップ(水彩)

「滲まない・透けない・裏うつりしない」シリーズ(37)

FABER-CASTELL社の製図用ホルダー TK9400にホールド出来る芯(やや中途半端な3.0〜3.4ミリ程度)を探している中、従来品(ゴールドファーバー)より芯の量を20%アップさせ、更に品質も向上させたという芯径3.3ミリで軟質の「FABER-CASTELL/ファーバーカステル アートグリップ 水彩色鉛筆」を今回紹介します。


FABER-CASTELL ART GRIP AQUARELLE 芯径:3.3ミリ 大野世界堂(¥159)

全く同じ名前で油性(軸が紫色ですが、缶ケースは同じファーバー・ブルー。缶ケースの絵が違うので判る。)もあるので、間違い易いです。相模大野世界堂では扱っていなかったが、新宿本店で単品を扱っていたので、取り寄せて貰った。

ファーバーカステルは高級ってイメージがありますが、このアートグリップは廉価版のゴールドファーバーの後継品で、定価も210円ですのでアルブレヒトデューラーよりずっと安価です。三角軸にドットの滑り止め加工は、世界でも類を見ないユニークな仕上げです。手に取ってみると、なかなかいい感触です。

さらに、芯を削ってみると、木軸に木目が無いし、ラワンのようにカッターが楽に進む。良く見ると気泡のようなものもある。年輪がないので、四季のない熱帯地方で育った木と想像がつくが、ジェルトンと言うらしい。年輪の美しいインセスシダーは、木が育つのに時間がかかる(100年)し、もうじきなくなるようで、30年で育つインドネシアのジェルトンも使われ始めた。

 
三角軸、かつドット滑り止めがユニーク。廉価品でも全60色は流石、名門FABER-CASTELL

その書き味ですが、ファーバーカステルらしさは微塵もない。水彩のしっとり感は皆無で、芯も硬い。全く褒められないのは、その発色の無さ。強く書いても、全く色が出ない。これがファーバーカステルかと疑った。(世界堂Onlineで扱っていない理由がうなづける。)

少し良いところもある。・・・・真っ白な上質紙に描くと、不思議と芯も硬くなく、しっくりそれなりの鮮やか色になるのは驚き。(再生紙とか新聞のようなものには全く発色しないんですが、・・・。)

一番の目的である、TK9400にホールド出来るかと言う試みは、夢となった。

 
 
 
pagetop