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ダーウェント インクテンス(水彩)

「滲まない・透けない・裏うつりしない」シリーズ(32)

全く新しい水彩色鉛筆として、水に溶かすと半透明となり、インクの持つピュアで鮮やかな色味を使って描いたような効果が得られとの評判になっているのが、今回紹介する「DERWENT INKTENSE / ダーウェント インクテンス」です(2006年に発売になったばかり)。


ENGLAND DERWENT/INKTENSEは、ブルー軸が鮮やかでインクのよう (画材販売¥168)

DERWENT英国サイトには、色鉛筆だけでも11種類を揃える。これだけの種類を揃えるメーカーは他にありません。そのダーウェントの製品紹介の一番上に掲載されている、フラッグシップモデルが"Inktense"。説明の中に、"Pure, vibrant watersoluble ink pencils"・・・・直訳すると"ピュアで鮮やかな水彩インクペンシル"となり、エンピツではなくインク・エンピツってことになります。

カラーは、イギリスでは全72色ありますが、日本には24色だけ輸入されているようで、カラーチャートを見ながらインクっぽい、Sea Blue:シーブルー、Field Green:フィールドグリーン、Tangerine:タンジェリン、Sun Yellow:サンイエローの4本をセレクト。

※細かいことですが、軸の塗装(濃い青のような紫色で、日本にはお目にかからない色です。)は手を抜いたような雑な塗装です。金でENGLAND DERWENTを刻んでますが、あまり質感が高くありません。下町の町工場で家内製工業で染めている、って感じがします。(イギリスは外観より中身で勝負するようなところはあります。その点、軸の塗装技術に関しては、TOMBOWやuniは品質管理が優れているように思えます。トンボのIROJITENなど、すっごく綺麗な塗装ですから。)


芯径4.0ミリで、他メーカーでは類を見ない太い芯です。

カタログでは4ミリのwide coreで、カッターで削るとすぐに芯です。Signature Watercolourと同じ太さで、ほとんどが芯ってくらい太いです。このインクテンスの芯は他の水彩鉛筆芯と材質が異なっていますね、何か特殊な色素を固めたような感触です。

楽しみなのが"インク"ペンシルの書き味です。どんな風に描けるのか、さっそく試してみました。

芯は柔らかい、軟質とはこういう芯を言うんだと思います。油性の滑るという感覚は皆無で、しっとり描けます。そして発色がいい。何がいいかというと、渋めの色合いが出る。Sea Blueなど、インクの持っている発色そのもので、この色は惚れる、絶品です。書いた後も、光るようなことは無い。万年筆で書いたように、光沢は無いがはっきりした色で、ヒットしそうな予感がします。

ダーウェント インクテンスは、価格も¥168と安価で、お勧め出来る水彩色鉛筆です。私のお気に入りの1本です。(ただ、販売店が少ないので手に入れにくいのが難点。送料¥525をどう見るかですが、・・・。5本購入すると、1本¥273になる計算。悩みどころです。)

 
 
 
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