貼り革はAki-Asahiさんの、#4008です。
革は硬めで厚みがあり、ほとんど収縮性はありません。ライカのM3とかの修理にもこの#4008を使うようです。
裏のり付き(水を含ませて貼り付けるタイプ)なので、はさみでカットするだけです。
硬く丈夫な材質ですが、カッターやはさみで楽に加工できます。
とはいえ、直線は問題ないんですが、やはり曲線を切るのは難しいです。
#4008のパターンはこんな感じで、M型ライカなどとほとんど同じパターン。(ライカは持っていませんが。)
軍幹部の切れ目の線に合わせて貼ると綺麗に見えます。ボディー部は平らなので貼りやすいです。
これがボディー左右に貼り付けたところ。
シルバーモデルに黒の貼り革をすると、完璧にクラシック調の銀塩カメラになります。
レンズ付け根部のRは、フリーハンドでハサミで切っています。隙間がありますが、あまり気になりません。
右下のXQ1のロゴのところは、苦労しながらカッターで切り抜きました。
まるで前モデルのXF1っぽくなりました。美しいです。
貼り革で右手のグリップ性も上がるし、デザイン的にも銀塩っぽくなるし、満足度は高いです。
これはおまけ。
OLYMPUSのトリップ35(銀塩)と並べてみました。
トリップ35は、小さいカメラなんですが、XQ1は大きさも重さも二回り小型になってます。
こちらは、XQ1の前身ともいえるFinePix F200EXR(写真右)です。
メーカーの主体製品はFシリーズからXシリーズに移行しましたが、F200EXRは名機と呼ばれています。
ボディのゴールドもいいですね。そしてレンズが隠れるそのコンパクトさと描写力は今でも健在です。