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マイ箸の塗装、ワシンのポアーステインを試す


山桜の箸ですが、無垢のままだと3回ぐらい使うと水分を吸って先が曲がってしまう。やっぱり2〜3年は使いたいものです。
そんなら塗り箸はどうか、ってことで箸の表面を保護する塗装をすることにした。
どんな塗り箸がいいか。候補としては漆調の堆朱(ついしゅ)塗り、貝を埋め込む螺鈿(らでん)塗り、そして金ラメをまぶすのも良さそう。洋金粉にするか、金沢の純金の切箔を貼ろうか、・・・。

口に入れることもあり、安全な塗料を使いたい。食品衛生法に適合したワシンの工芸うるし(油性)を使いたかったが、SDS(安全データシート)を見ると、健康有害性が高いですね。食品衛生法適合(塗膜からでる溶出物が基準以下)でも、これは使えない。・・・ちょっと残念。漆調の黒塗りの箸は候補から外れました。


くるみ油などの植物性の自然塗料というかオイルは箸の表面を保護するには向かない。(写真はくるみ油を塗ったもの)
世に出回っている安全な塗料としては「漆」と「ウレタン」の2つ。漆は素人には無理なので、今回はステインで着色し、ウレタンニスを塗ることにした。


写真の小さいボトルは、着色のためのワシンのポアーステイン。顔料の水性着色剤ですが、ホルムアルデヒド放散等級:F☆☆☆☆だし、SDSを見ても有害物質が入っていないようなので安全だと思われる。幼児用の木のおもちゃなんかもこれを使っているようです。
但し、グラスグリーンだけは胴の化合物が入っているようです。


まずは、箸を乾かす台作り。箸が9ミリなので、20ミリ間隔で穴を開けました。
ダンボールの箱なので、錐でぶつぶつ穴を開けただけです。13×8で、104個の穴が開きました。


グラスグリーンの原液です。どんな色になるのか楽しみ。


箸の下から10センチの所をマスキングしておきます。下の部分は口に入れるので、着色しません。
ポアーステインは水性なのですいすい塗れます。塗ったらウエスで拭き取るように説明書に書かれてあるので、拭き取ったところ、年輪部分に色が付く程度で、ほとんど着色しないですね。
色もちょっと違うかな、って感じ。写真を見ると、完全に線香にしか見えない。


グラスグリーンとオールナットを50:50ぐらいに混ぜて、濃い渋い感じのグリーンを作ってみた。
色を混ぜることが出来るので自分好みの色が作れるのもいい。


濃い目のグリーンを塗って、今度はウエスでの拭き取りは無しにしてみたところ、イメージしたような色合いになってきた。
これで3回塗りです。


3回塗りのあと#400のペーパーでやすり掛けし、更に2度塗りしてみた。合計5回塗りで、深みのある緑色になってきました。
ステインは木目を生かす塗料なのですが、5回の重ね塗りとなると木目は見えません。
それと光沢はありませんが、この上に水性ウレタンニスを塗るので、これでいいでしょう。


ブルーも塗り始めました。左側の6本。
青を出したいので、ブルー80:オールナット20の比率です。これで2回塗りです。


これはオールナット、原液です。
3回目の重ね塗りしているところ。なるべく薄くなでる感じで塗っています。


4色目はオールドローズ80:オールナット20。
オールドローズは何故か白っちゃけていて、味が出ないなあ。


乾燥時間は1時間なので、こうやってラップで包んでほこりと乾燥防止です。
一日ぐらいならラップしておくだけで、また利用できます。こういう点が水性塗料のいいところです。


とりあえず、4色×8本づつで、合計32本。
グリーンだけ5度塗りしていますが、他の色は3度塗りの状態です。このあと一晩寝かせてしっかり乾燥させ、明日は軽くやすり掛けします。


別角度から。こうやって見ると、なんか、箸職人みたくなってきたね。


 
 

マイ箸作り、165本カンナ掛け。両腕がパンパン、右手は豆が出来た。


土日は10ミリ巾にカットした箸を、カンナ掛けします。
昨日の成果は、100本。並べてみると、100本って、こんなにあるんだねえ。


自作の箸作り用の治具です。これでカンナ掛けします。
今日は、朝7時スタートです。


カンナは利蔵 替刃式鉋 42mmを使っています。
シュー、シューって削れるので気持ちいいです。気温は高くないけど、すぐ汗が出ます。


かんなくずもはんぱなく出ます。


土日で、165本をカンナ掛けしました。
両腕はパンパンになり、右手は豆ができました。


広げたらイチョウみたくなった。


来週は、加工に入ります。


 
 

マイ箸作り、10ミリ巾の角材をカンナ治具で削っていきます


今まで使ってきた42×180ミリのカンナが、あまり切れなくなってきた。
もう10年以上刃を砥いでないし、素人が砥げるものなのか?
・・・替え刃式のカンナをGetした。角利の42ミリのカンナです(利蔵 替刃式鉋 42mm、3,151円)。手に当たるところは丸く面取りしました。


10ミリ角材を溝に入れると手前が高くなっているので、手前が細く削れる仕掛けです。


箸の先端中央に「+」印を書いておき、均等に削れているかチェック用です。


一面を2、3度づつ削っては面を替えます。


これはカンナくずアートです。偶然とはいえ、ちょっと可愛いのでupしておきます。


こちらも絵になります。


ちょっと、休憩。りんご。


36本のカンナ掛け完了。ナイフで削るのに比べ10倍以上早いし、仕上がりがきれい。


先端も狂いも少なく、揃ってます。これはカンナ治具の効果絶大です。


こんな感じで、ストレートな四角の箸ができます。


カンナで削っただけなので、真四角です。これから、ナイフ+やすりで仕上げます。


36本でこんだけカンナくずが出ました。


今日はここまで。お疲れ様。


 
 

マイ箸作り、10ミリ巾の角材182本削り出しました


厚み10ミリ、巾は32〜35ミリ程度、長さを238ミリにカットした本桜です。35本ぐらいあるかな。
箱に入れるとすっきり収まってます。


これを10ミリ巾にカットしていきます。


1本から3本に、地道にのこぎりで切っていきます。
暑さ10ミリとはいえ、縦目なので切りづらい。とにかく真っ直ぐに切ることだけを考えて切っています。


半分ぐらい進んだでしょうか。まだまだ残ってる〜!


だいぶ進んだ。残り1/3ぐらいか。


オレオで糖分補給。


出来たど〜!10ミリの角材182本。


箱詰めすると、こんな感じ。
目標は500本なんですけど、こりゃあ大変だ〜。職人さんの苦労が身に染みます。


 
 

マイ箸作り、10ミリ巾の角材を作る。目標は500本です。


山桜です。
1枚の板から10ミリ巾に切るのは大変なので、仕入先にカットをお願いしたところ、快く受けてくれました。
流石にプロ。しっかり10ミリ巾に揃ってる。当たり前か。これで格段に作業スピードが上がる。


長さは238ミリにしています。
男箸で235ミリというのが普通サイズです。この箸の利用者のヨーロッパの外国人向けにちょっとだけ長めにしました。


これからは、10ミリの角材に加工します。
万力にはさんで固定し、10ミリ巾にのこぎりでカット。
縦目なので、のこぎりはゼットソー 265です。これじゃないと縦目は切れません。


鉛筆で線を引き、切っていきます。
なかなか真っ直ぐに切れないですが、コツは体の真ん中にのこぎりを置き、両手で引くことでしょうか。
山桜は節も少なく、そんなに硬くないので切り易い。


どうしても半端が出ますが、ゼットソーは2ミリ位の巾なら切れます。
ゼットソー(岡田金属)は優れものです。


切りくずは結構大量にでます。
風がないのでいいですが、風があるとこの切りくずが飛び散ります。


今回の成果。これで54本、5時間かかっています。
目標は、500本(250膳分)を作る予定です。・・・まだまだ先は長いです。


 
 

箸作りのために、カンナ掛け用治具を作成


三連休の初日は朝から雨。
もう秋だし、ビーチパラソルなんて無いだろうなあ、と思っていたら、ホーマックに置いてあったのでGet。798円って安くない?
イスに結束バンドで固定してみると、180センチサイズでいい感じに雨がしのげる。これはいい。


今日は、箸作りに欠かせないカンナ掛けする治具を作る。
厚さ10ミリの2枚の板を10ミリほど空けて、平行にして溝を作るという設計です。


薄く斜めに切った板を2枚使うことで、溝の高さを調整するようにしました。


木工ボンドで接着中。


あとは、低頭の木ネジで留めるだけ。


カンナの刃をだめにしないため、木ネジは表面より2ミリぐらい押し込んだところに留めます。


はい、完成。
溝の高さ加減が難しいが、使っていくうちにどのぐらいの深さにするのがいいのか分ってくると思う。


はんだごてで、お決まりの焼き印を入れました。


10ミリ角の箸材を置いてみたところです。写真の右下が手前です。
手前が高くなっていて、少しづつカンナ掛けすることで、手前が細く削れるはず。


試しに2本、削ってみたけど、超簡単にカンナが引けます。こりゃあ、いいわ。
明日は晴れてくれないかなあ。


 
 

My箸を出荷します


趣味で作ったMy箸ですが、ご要望に応えて今回出荷します。
桑と山桜の2本組みで、4膳を1セットにしました。


箸入れは千代紙で作成。
素人の手作り箸でも、化粧するだけで少しは見栄えがします。


 
 

My箸作り第3弾 山桜(本桜)の箸は、白くて艶やかな仕上がりです。


山桜の箸の完成。


三連休は、My箸作りで過ごします。
手前の手に持っているのが山桜(本桜)です。結構な厚みですが、年輪が無いので柔らかそう。奥は、桑(くわ)です。
今回も黒姫のとっこやさんにて購入。


まずは、短い桑の端材からカット。
作業台はいつもの丸いすです。木材が小さいのでこのようにクランプで挟むと、のこぎりにが両手で使えます。
まっすぐ切るこつは、のこぎりを両手で持つことに尽きる。


10ミリ巾で切っていきますが、5本切ったところで、クランプでは押さえられなくなってきました。


こうなると、万力(ベンチバイス)の出番です。木材の幅が狭くなったらバイスで挟みます。
ちっちゃいバイスですが、これがないと小さな端材は切れませんので、重宝します。


最後は、厚みが10ミリじゃないけど、とりあえず9本取れました。
これで、9膳分です。


厚みを10ミリにするためカンナ掛けします。
ここでもバイスのお陰で、すいすい鉋掛けができます。


とりあえず、桑の木の箸の材量が取れました。
まだ、四角くないけど、最初はこの程度で十分です。




続いて、山桜(本桜とも言う)のカット。・・・途中の写真は撮り忘れた。
山桜は年輪もなければ節もないので、切りやすいですね。
365ミリ長のたて引きのこぎりがあれば、時間はかかるけどなんとか10ミリ巾に切り出して行けます。


32ミリあるので、これなら10ミリ巾で3本取れそう。


バイスを使ってのこぎりを引いていきます。とにかく、本数が多いのでまっすぐ切ることだけに集中です。


こんな感じで魚の3枚おろしじゃないけど、3本にカットできました。
あとは、ひたすらのこぎりで切っていきます。電動ののこぎりとか欲しいと、つくづく思った。


左側が桑で、右手前が山桜です。めちゃ、大量です。


混ざるとどっちがどっちか分らなくなるので、袋に入れておきます。


はい、ここから箸の加工に入っていきます。
材量は、山桜です。狂いやひずみもなく、高級家具とかにも使われるように銘木です。女の子のお祝いにも用いられる縁起の良い木です。
きょうはとりあえず、4膳(8本)作ります。完全手作業なので、1日で仕上げるには4膳ぐらいが精一杯です。


長さが237ミリ×10ミリの角棒なので、手前側を箸の先端にするように4つの面をカンナ掛けしていきます。
年輪がほとんど目立たないので、4面とも同じ方向にカンナが引けますね。これは生産性にだいぶ影響が出ます。
材質も柔らかいので扱いが楽です。


先端には鉛筆で中心部に記しを付けておき、偏りのないようにカンナ掛け。
カンナは、力を入れすぎると深く削っちゃったり水平にならなかったりで、難しいですね。


ある程度形になったきたろ、鋸やすりで丁寧に削っていきます。
この工程は重要です。四角を維持しながら中心に向かって4面を均等に削り、かつ先端に行くに従って細くしていくので手間がかかります。


頭はこんな感じ。


箸先はこんな感じ。
鋸やすりで削っては、紙やすりの#320で整形していくことを、何度も繰り返します。


箸の先端は角を残して、つまむ時に滑らない様にしておきます。


最後は、#1,000→#1,200の紙やすりで仕上げていきます。
こすると紙やすりは熱くなります。とにかく磨きあげます。


十分磨き込むと、なんということでしょう。山桜の肌に艶が出てきます。
写真では分りづらいですが、桜は丁寧に磨くと艶が出るんです。すごい綺麗です。


別角度から、もう1枚。


丸1日かかって4膳の山桜の箸が完成。
(奥は、加工待ちの山桜達です。)


せっかくなので、千代紙で箸入れを作ってみた。
こうして化粧した箸入れに入れるだけで、お祝いとかに使えそうです。


山桜の箸は、独特の桜の香りがすることから魔除けになるし、成長のお祝いや安産祈願に使える縁起の良い箸です。
誰かにプレゼントしたら喜ばれるかな?


 
 

マイ箸作り(第二弾)は、長寿の木「桑(くわ)」で作ってみる(完成編)


先週にひき続き、マイ箸作り。
くるみオイルを塗って、完成ほやほやの桑の箸です。いいんじゃないでしょうか。


鋸やすりで面を出していきます。8本いっぺんにやることでバラつきがなくなります。
太いところで9ミリ程度になるようにします。と言っても測ることはせず、持った感覚で削ります。


マジックパットで表面を均一になるように、面を何度も変えながら削ります。
電気ドリルなので、全く力は必要ありません。なでるようにするだけ。


ほぼ正方形になってきました。


正方形になったところで、マジックパットを使い、角は落としていきます。
力を入れると、いびつになるので丁寧に削っていきます。


最後はやっぱり紙やすり。
100円ライターに#600を巻いて、微調整しながらごしごし磨くだけ。この下地作りで仕上がりも違ってきます。
その後、#800で艶を出します。#800は手でかけます。


くるみオイルを1度塗り。色が出ました。
天然のオイルなので、口に入れても安全。


今回は4膳分を一度に作ったこともあり、時間がかかっています。
この代わり8本一緒に削っていくので、品質は均一なものが出来ました。
形はスタンダードな四角の箸ですが、いい感じに仕上がりました。


 
 

マイ箸作り(第二弾)は、長寿の木「桑(くわ)」で作ってみる(準備編)


今日は、マイ箸作りの第二弾。桑(くわ)で箸を作る。
桑は、長寿や無病などの意味のある縁起の良い木なので、箸に加工するには最適なようです。
なるべく節のないようなものを信州・黒姫のとっこやさんで購入。


板の厚みが22ミリあるので、幅10ミリでのこぎりで切断。
縦目なので、この手ののこぎりではなかなか切れませんが、ゆっくりのんびり切っていきます。


22ミリの真ん中に鉛筆で線を引き、またのこぎりで切ります。これで10×10ミリになる想定。


8膳分ぐらい取れそう。でも、今日はとりあえず4膳分を加工します。
購入した桑の端材が800円程度でしたので、1膳あたりの単価は100円程ですね。市販品だと1,000円ぐらいするので、安く仕上がります。


8本を平らに並べ、鋸やすりで面取りです。
桑はそんな堅くないので、加工性はいいです。ザクザクと削っていく感触がいいです。


こんな感じで、正方形になってきました。


これからナイフで削っていきます。
箸作りは地味な作業の繰り返しですけど、それが楽しいっちゃ、楽しい。


ナイフである程度削ったら、電動ドリルにマジックパットという研磨シートを貼ったもので、研磨していきます。
8本なので並べて一気に研磨していきます。


箸先ですが、ほぼ均一になってきました。
電動ドリルでの研磨は、指とか痛くならないので楽チンです。ま、時間はかかりますが。


作業中、突然雨が降ってきたりして中断があったので、本日はここまで。
来週には仕上げます。


 
 
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