「滲まない・透けない・裏うつりしない」シリーズ(19)
芯ホルダー(LEADHOLDER)では無いのですが、スティック消しゴムホルダーとして、UCHIDA(内田洋行)の
「PROERASER #100」がありました。
UCHIDA PROERASER #100はアルミボディーで高級感あり。芯径:3.8ミリ(世界堂¥630)
UCHIDAというと、ねずみ色のオフィス机を思い浮かべますが、製図用文具なども優れた製品が多い。2005年からは、製図機器のみマービーが扱うようになったようです。UCHIDA DRAFTの
カタログには現行品の#100のみが掲載されています。但し、発売元のマービーでは購入出来ないので、世界堂で購入。(旧製品にはボディカラーが綺麗なブルーや落ち着いた黒、それに回転式やノック式のPROERASERが有ったようだが、現在は廃番とのことで残念ながら入手不可。)
UCHIDAの横のPROのロゴが誇らしげに刻んである
消しゴムの芯径は約3.8ミリで、現行品のこの#100はドロップ式だが、先にある3つの金属チャック(爪)で芯をホールドする仕掛けです。これにすみつけクレヨンをセットします。消しゴム用途には使わず、マーキング専用ホルダーです。
ちょっと消しゴムとしては高価なPROERASERと、蛍光のすみつけクレヨン
プロイレイザーにタジマのすみつけクレヨンをセットすると、スーッと挿入出来た。しかし、挿入した芯とチャックが噛み合わず(ゆるい)、芯がホールド出来ずに、紙にマーキングするとズリ落ちる。しっかり固定されていないいんですネ。(発表値では、PROERASERがφ3.8ミリで、タジマ・すみつけクレヨンがφ4.0ミリなんだが、・・・。)
・・・が、ちょっとチャック部分を手で触れて押してやると、問題なくホールド出来ます。(実測、すみつけクレヨンは、φ3.7ミリ程度のようです。)硬いチャックがクレヨンの芯を傷付けないかと心配でしたが、心配無用でした。流石、UCHIDAの製図製品で精巧な作りです。
アルミボディーに蛍光色は似合わない(?)が、機能性は抜群!
やっと捜し求めていたモノが見つかった。プラスチックの軸にはないアルミの適度な重さがあり、これで、大人の蛍光ペンが完成した。会社で何気にこれを使うことを思うと、気分も爽やか!!(自己満足ですけどネ!)
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UCHIDA PROERASER(φ3.8)と、他社の替え芯との相性ですが、
○タジマツール・すみつけクレヨン細書き(φ3.7)
・・・・チャックを少し触り、押し込むとホールド可能
○PILOT・Water colourの替え芯(φ3.8)
・・・・同上(すみつけクレヨンより若干楽)
×三菱鉛筆・ダーマトグラフ(油性)の剥いた芯(φ4.4)
・・・・全く入らない(どんなに頑張っても無理です)
×トンボ・マーキングホルダーの芯(φ4.4)
・・・・同上(ダーマトと全く同じ太さです)
う〜ん、紙巻きダーマトグラフもマーキングホルダー替え芯も、芯が太くてホールド出来ず。これは、次なる手を考えねば・・・・
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芯径は、シンワの
「高級超ミニノギス(7cm)」で計測しています。小型ながらカーボンスチールで、0.05ミリ単位まで測れる優れものです。
ペンギンマークのシンワです。Japanの文字はないが、新潟産と信じています。