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OLD NIKKORにフードとキャップを付けた

Zoom-NIKKOR 43-86mm F3.5に、ケンコーのメタルフード(KMH-52BK)を付けた。ねじ込み式です。

この43-86はズーム用リングの先端がしぼんでいるので、余分な光をカットするというより、レンズの見映え優先です。

やはりOLDレンズにはメタルが合います。ただ、52mmの白文字はちょっとでかすぎ。


52ミリのレンズフードですが、フード先端に55ミリのキャップが付きます。

NIKONの55ミリのキャップが無かったので、PRO1Dのレンズキャップを付けました。このキャップの作りは、しっかりしています。

 
 

新年、あけましておめでとうございます

新年、あけましておめでとうございます。お正月

今年も、一年、楽しいブログを綴りますので、よろしくお願いします。

OLYMPUS E-PL1s with Ai Zoom-NIKKOR 43-86mm F3.5

例年通り、近所の宗川寺に初詣。

玉じゃりを綺麗に整えていて、お正月らしく、気持ちも新たになります。

古いNIKKORレンズで撮ってみました。

OLYMPUS E-PL1s with Ai Zoom-NIKKOR 43-86mm F3.5

元日には、文化財の火災予防のための放水訓練をやっていて、消防の方、寒いのにご苦労さまです。

  
OLYMPUS E-PL1s with Ai Zoom-NIKKOR 43-86mm F3.5

 
 

オールドニッコール、恐るべし

オールドニッコール"NIKKOR-H Auto 2.8cm F3.5"の試写、2回目です。

娘が園長から「Good Job!」と頂いた花束。先日の鼓笛フェスティバルの成功の労をねぎらってくれました。

開放F値3.5です。

敢て逆光で撮ってやわらかさを狙ってみましたが、いかがでしょうか?

私的には、ソフトな味が引き出せた写真かと思います。

室内だと、E-PL1sの液晶画面でピント合わせが可能なので、ピントは合ってます。

OLYMPUS E-PL1s with NIKKOR-H Auto 2.8cm F3.5

最短距離が60センチなので、これが限界。

2.8cmですが、マイクロフォーサーズ機だと56mm相当(35ミリ換算)の画角です。

もうちょっと寄りたかったんですが、これが最短です。ピントが合っていないのか、手振れしてるのか?あまり良くないですね。

OLYMPUS E-PL1s with NIKKOR-H Auto 2.8cm F3.5

晴天の屋外に出てみました。

いや〜ぁ、これはいいや。

何も考えず、ピントリングは一番端っこの∞に合わせて、シャッターを押すだけです。F8まで絞ると、ほとんどパンフォーカスでピントが合っちゃいます。

こんだけ、色再現、シャープさが出れば気持ちいいですね。F8、1/800秒、ISO200、EV-0.3です。
OLYMPUS E-PL1s with NIKKOR-H Auto 2.8cm F3.5

これもF8ですが、これだけハイコントラストで撮れるとは思ってもいませんでした。

ほんとにこれが、1960-67製造のレンズとは信じられません。良い玉をGetしたっす。

OLYMPUS E-PL1s with NIKKOR-H Auto 2.8cm F3.5

もう1枚。

ほんとに抜けがいいレンズです。

拡大すると分かりますが、月がしっかり写っています。すごいっす。

絞り優先AEにして、∞にピントリングを回しておけば、失敗のない写真が撮れる。評判通りのシャープさが光ります。

ニッーコールレンズ信者は、このカリっとした描写が好きなんでしょうね。私も同感です。

OLYMPUS E-PL1s with NIKKOR-H Auto 2.8cm F3.5

夕焼けもいい感じに撮れますね。左下は、手前の駐車場の車から奥の富士山まできっちり写っています。なかなか絵になってます。右下の空のグラデーションも文句ないです。オールドニッコール"NIKKO-H Auto 2.8cm F3.5"、素晴らしいです。

  
OLYMPUS E-PL1s with NIKKOR-H Auto 2.8cm F3.5

 
 

OLDレンズを持って外に出よう(8):NIKKOR-H Auto 2.8cm F3.5

今回は、私の持っているレンズの中でも最も古いレンズ、NIKKOR-H Auto 2.8cm F3.5です。S/Nから1960-67製造のものです。

千夜一夜物語から抜粋すると、
『このレンズの描写については定評があり、現在のレンズと比較しても何らひけをとらないものである。被写体の細部を克明に描ききる描写には、開放からナイフのような鋭さと力強さがある。

「シャープでかりっとしたコントラスト」というニッコールレンズのイメージは、あるいはこのレンズによってつくられたものなのかもしれない。』との寸評。


レトロフォーカス(Retrofocus:商品名)というこのレンズ、ギリギリまで大口径の前玉を使用しています。

こういうのが一眼レフカメラ・レンズって感じがします。

28mmでなく、2.8cm表記です。
それと、feet表示はなくメートル表記のみです。


とにかく、この黒とシルバーの筐体はかっこいい。

Nippon Kogaku Japanもいい。


いきなり室内で条件は悪いが、奥のキッチンのタイルの線まで、しっかりと写っています。

コーヒーサーバーか何かの、青色ランプも滲んでいない。

OLYMPUS E-PL1s with NIKKOR-H Auto 2.8cm F3.5

これは、ピント位置がどこにあるか試してみた。

中央辺りにピントを合わせているが、この写真を見る限り、今ひとつの描写。

開放F3.5で、1/125秒。ISO3200なのでデジカメ側(E-PL1sは2010年製)の性能ですね。

OLYMPUS E-PL1s with NIKKOR-H Auto 2.8cm F3.5

やはり屋外でチェックしてみないと、シャープなレンズかどうか判断しづらい。

クラシックミニの塗色のアーモンドグリーンは、見事に見た目通りの色に再現した。

この緑色は、これまでなかなか実物の色に写らなかったが、これは素晴らしい。

やはり、シャープという評判通り、カリっとした輪郭ですね。車が前面にくっきり浮き上がっているように見える。

F5.6、1/1250秒、ISO200、EV-0.3です。

OLYMPUS E-PL1s with NIKKOR-H Auto 2.8cm F3.5

こちらは、手前の子供ににピントを合わせた。

誰かを待っているのでしょうか、少し待ちくたびれた様子がいい感じ。

手前の縦格子のフェンスも、奥の中央分離帯の縦格子もきっちりと再現している。

夕方のオレンジ色の色合いもグッド。

F5.6、1/320秒、ISO200、EV-0.3です。

OLYMPUS E-PL1s with NIKKOR-H Auto 2.8cm F3.5

一番奥のトラックにピントを合わせた。

洗車後のボディの艶、フロントガラスに映る影がよく再現されている。

空も空気が澄んできたのか、グラデーションも忠実です。

こちらもF5.6、1/1000秒、ISO200、EV-0.3です。

OLYMPUS E-PL1s with NIKKOR-H Auto 2.8cm F3.5

今回は、陽の高い日中ではなかったものの、評判通りのシャープさは見せてくれた。

特に色再現性は自然色に忠実で、素晴らしい。他の方の書き込みでは、初代のニッコールオートはソフトな色合いが多いようだが、このレンズは彩度も高く、シャープで好みです。手 これから出番が増えそうです。



 
 

OLDレンズを持って外に出よう(7):New NIKKOR 50mm F2

普及型標準レンズのNew NIKKOR 50mm F2です。

昔はフィルムカメラには、必ず50ミリレンズが付いていた。今はほとんどズームですね。

S/Nから1974-77年製造のNewニッコールです。

特徴は、最短距離が0.45メートルになったこと。


さっそく、0.45メートルで撮影。

開放F値ですが、フィルターとか掛けていないのに、幻想的な写真になった。マクロレンズのようです。

これはこれでいいが、もう少しカリっとした写りになるかと思ったが、予想外でした。

OLYMPUS E-PL1s with New NIKKOR 50mm F2

写りは彩度が足りないように思える。ソフトな色味になります。

彩度の高い写真が好みの方には物足りないかも。

F11です。

OLYMPUS E-PL1s with New NIKKOR 50mm F2

陽が傾き始めたころですが、少し橙色に染まる感じは出ています。

こちらも柔らかい感じに撮れる。

OLYMPUS E-PL1s with New NIKKOR 50mm F2

色再現はソフトとは言っても、なかなか写りはシャープです。デジカメなので小細工も出来ます。右下の写真は、シーンで夕焼けモードにしています。

  
OLYMPUS E-PL1s with New NIKKOR 50mm F2


 
 

OLDレンズを持って外に出よう(6):Ai Zoom-NIKKOR 43-86mm F3.5

今回は、ズームのスタンダード、Ai Zoom-NIKKOR 43-86mm F3.5です。

ヨンサン・ハチロクでお馴染みの標準ズームです。ほどよい大きさと重さ、ってとこでしょうか。

S/Nから1977-82製造、絞り値22が茶色なのでAi前期型のようです。

初期型の1963年発売のFマウントはクセ玉で評判は良くありませんが、Auto→New→Aiと3代目になって、評価も上がっているようです。1963-82年まで20年間作られ続けたスタンダードモデルです。


ズームは回転させるのではなく、直進式。ピントを合わせるときにズームを回転させることがままあるので、これは良いですね

最も特徴的なのが、通称「ヒゲ」と呼ばれる、被写界深度目盛です。

このライン、優雅で美しいです。

発売時、44,000円と価格も抑えたようです。


このレンズの一番良いところは、6、7メートルぐらいの所を50mm(35ミリ換算100mm)程度で写す人物スナップでしょう。手

なんか、引き立てるものがあるように感じる。

絞りはF11ですが、背景がぼけていますね。

OLYMPUS E-PL1s with Ai Zoom-NIKKOR 43-86mm F3.5

もう1枚。

晴天下では、彩度もシャープさも申し分ありません。

見てると笑顔になっちゃいますね。

OLYMPUS E-PL1s with Ai Zoom-NIKKOR 43-86mm F3.5

これはもう少し寄った3メートルぐらいでしょうか。

日陰でもシャープさは失われていません。開放F値の3.5ではなく、F5.6が良さそうです。

OLYMPUS E-PL1s with Ai Zoom-NIKKOR 43-86mm F3.5

人物がよく写るので、街中スナップには最適かと思います。Flickrで見ても、なるほど良い写真がupされていますね。右下の写真は、雰囲気出てます。こういうシャキっとした中で、柔らかい絵が好きですね。

  
OLYMPUS E-PL1s with Ai Zoom-NIKKOR 43-86mm F3.5

もうひとつのレンズの特徴が、ピント目盛りです。目盛りが∞・20・10・7・5、、、となっています。

えー、20メートルの位置にピントが合うの?

∞端からほんのちょっとピントダイヤルを左に回し、感覚で25mの位置にピントを合わせた、つもり。

ま、ピントはともかく、晴天時の屋外ではシャキっとした写りになります。

ズームレンズとはいえAiレンズは、シャープだということが分かりました。

OLYMPUS E-PL1s with Ai Zoom-NIKKOR 43-86mm F3.5

この写真は、今日のベストショットです。

広角側では若干、樽型現象が見られますが、何枚か撮った中で「青空」が完璧に撮れました。これだけ撮れると、期待以上なので嬉しくなっちゃいます。0

F11、1/2000秒、EV-0.3、ISO100です。

PEN E-PL1sですが、ISOオートで撮っていますが、シャッターが1/2000秒より早くなる場合、ISOを200から、160、100という具合に下げてくれますね。

この濃い青空の色は、ISO 100の賜物かも知れません。晴天時は、ISO 100を使おうと思う。

OLYMPUS E-PL1s with Ai Zoom-NIKKOR 43-86mm F3.5

ただ、このレンズ、∞での撮影は全くダメ。

なんなんだろ、10枚ぐらい撮ったけど、1枚もピントが定まった写真は無かった。

E-PL1sはISO AUTOにしておくと、1/100秒より遅いシャッターだとISO感度を自動で上げていきます。

この写真はISO 2000です。ISO 1600を超えるとノイズだらけになるのかな?

私がGetしたこのレンズだけかも知れないが、これには注意が必要です。勿論ヤフオクでの入手です。



 
 

OLDレンズを持って外に出よう(5):NIKKOR-S Auto 35mm F2.8

「NIKKOR-S Auto 35mm F2.8(後期型)」をヤフオク(2,101円)で入手。S/Nから1971-74年製造でS Auto 35/2.8の後期型のようです。

Fマウントのレンズ先端がシルバーのタイプが一番、デザイン的には好きですね。


35ミリの広角レンズで、最短距離が0.3mになっています。

この時代に30センチまで寄れるのは、なかなかのものです。

ちなみに重さは、200gと軽量ですので、マイクロフォーサーズ機のPEN E-PL1sには良さそうです。


レンズのコーティングは、ほとんど色が付いていません。無色です。(写真の中央のレンズ)

さて、さっそく外に出てみた。


F11、1/640秒、EV-0.3

なかなか好きな色味です。

古い広角レンズ(と言っても現在では、広角と呼べない)レンズですが、樽型に湾曲することもなく優秀です。

四隅も全く暗くならない。

OLYMPUS E-PL1s with NIKKOR-S Auto 35mm F2.8(後期型)

F11、1/100秒、EV-0.3

Micro-NIKKOR 55mm F3.5と同様、ピントリングの目盛りが、∞・5・2・1.5となっていて、10mが無い。

これは、中景を狙うにはピントを∞と5mの間にしておけば、失敗がないってことですね。

F11なので、中央の幼児用サドル付近から奥までピントが合ってしまっていますね。(作例として絞り開放を使うべきで、失敗でした。)

OLYMPUS E-PL1s with NIKKOR-S Auto 35mm F2.8(後期型)

青空の色としては、私好みです。35ミリ換算で、70mm相当の画角なので、お散歩カメラにはいいでしょう。もうちょっと、色々と撮ってみることにします。

 
OLYMPUS E-PL1s with NIKKOR-S Auto 35mm F2.8(後期型)

夕刻の雲。

F5.6、1/320秒、EV0.0です。iAUTOでカメラまかせですが、良いコントラストです。

OLYMPUS E-PL1s with NIKKOR-S Auto 35mm F2.8(後期型)

 
 

OLDレンズを持って外に出よう(4):Ai Zoom-NIKKOR 35-70mm F3.5

ズームレンズも1本欲しかったので、Ai Zoom-NIKKOR 35-70mm F3.5(1977-81年製造)をヤフオクにて落札(1,400円)。ちなみに、F3.3-4.5ではありません、F3.5固定です。

とにかく、でかくて重い(550g)。フィルター径は、72ミリもある。

比較のため、手前左が"New NIKKOR 50mm F2.0"、右が"NIKKOR-S Auto 35mm F2.8"です。

感覚的には、倍ぐらいの長さがある。筐体も太い。


このレンズ、ズームによるピント位置、開放F値3.5に変化が無い、しっかりした作り。プロフェッショナル・レンズとの分類になっている。1977年の発売時95,000円の定価です。(大卒初任給が、11万の時代です。ヤフオクって、凄いなあ〜と実感。)

PEN E-PL1sに付けると、マウントアダプターもあって、でか過ぎ。お散歩カメラには程遠い。


まずは絞りF11に絞ってみると、これは望遠側だと思うが、しっかり描写している。

宅配便の運転手の靴も、背景の黄色いコンテナもシャープな写り。

OLYMPUS E-PL1s with Ai Zoom-NIKKOR 35-70mm F3.5

これもF11で、広角側。

前の写真同様、シャープで、青空もいい色に出ている。

OLYMPUS E-PL1s with Ai Zoom-NIKKOR 35-70mm F3.5

これもF11。

全体的な色味、描写が素直な感じで、なかなか良い。

毎回、毎回絞り値をメモしておかないといけないのは辛い。

OLYMPUS E-PL1s with Ai Zoom-NIKKOR 35-70mm F3.5

赤も問題ないですね。

とにかく屋外での撮影では、F11に絞っておくば、ほぼ間違いなくピントは外さない。

それでいて、彩度の高い、シャープな写真が取れる。これはいいズームレンズです。

OLYMPUS E-PL1s with Ai Zoom-NIKKOR 35-70mm F3.5

で、これが開放F値の3.5。どの位ボケるか試した。

真ん中のオレンジ色の自転車のフレームにピントを合わせ、と言っても液晶で確認したんじゃなくって、ピントリングのダイヤル目盛りを適当に合わせただけ。

いい感じですね。

OLYMPUS E-PL1s with Ai Zoom-NIKKOR 35-70mm F3.5


F3.5で、背景ボケのテスト。

自然な感じです。

OLYMPUS E-PL1s with Ai Zoom-NIKKOR 35-70mm F3.5


こちらもF3.5で、クラシックミニにピントを合わせた。

開放F値でも、シャキっと写っている。

このズームでかくて重いので、お散歩カメラという訳にはいかないが、開放値F3.5ではソフトな描写で、絞ると写りはシャープでコントラストの高い、Ai Nikkorの評判通りのカリっとした描写が出る。色味の自然さがよく出るレンズ。

35ミリ換算で70〜140mmのたった2倍ズームですが、画角が変えられるのはいい。レンズ2本を持ち歩くことを考えれば、この大きさも重さも納得する。

さあ、今日は写真を撮るぞ〜、と意気込んで行くような時のレンズですね。カメラ

OLYMPUS E-PL1s with Ai Zoom-NIKKOR 35-70mm F3.5

今日は、秋晴れで気持ちがいいので、青空を撮りに外に出た。

前回の試し撮りで青空が濃くでないので、今日はフィルムを入れ替えたつもりで、アートフィルターを「ポップ」にしてみた。私的には、フジフィルムのベルビア50をセットしたつもり。

なかなか、良いのではないでしょうか? F11です。

OLYMPUS E-PL1s with Ai Zoom-NIKKOR 35-70mm F3.5

こちらもF11に絞り、アートフィルター「ポップ」での撮影。

レンズのカリカリ感があるので、うまい具合に狙った色になった。

デジカメだから出来る小細工なので、使わない手はないかな。

OLYMPUS E-PL1s with Ai Zoom-NIKKOR 35-70mm F3.5

 
 

OLDレンズを持って外に出よう(3):E-PL1s+Micro-NIKKOR 55mm F3.5

第三弾は、Micro-NIKKOR 55mm F3.5(1975-77製造)。

Xenotar(クセノタール)の銘玉で、ニッコールレンズを代表するレンズとの声もある。

55mmレンズなので、E-PL1sにつけると望遠レンズのようにも見える。実際、35ミリ換算で、110mmの中望遠レンズとなります。


このレンズ、近景の60〜70センチ辺りの被写体を写すのに適している、との書き込みがあったので、トライ。

ロックチェーンのダイヤルにピントを合わせている。このカッチリした描写、後ろのボケ味、なるほど、と頷く。

AWB、ISO200、1/800秒、F3.5、EV-0.3。

OLYMPUS E-PL1s with Micro-NIKKOR 55mm F3.5

マクロ撮影もして置かないと、ということで、「0.241m」と刻んである距離辺りの撮影。

これも良い。

デジ一眼で、ここまでマクロ撮影が出来るって素晴らしい。このレンズ、ポテンシャルが高いです。


OLYMPUS E-PL1s with Micro-NIKKOR 55mm F3.5

そして、普通に風景を撮る。と言っても、110mmの中望遠なので、切り取る範囲は狭くなります。

パソコンで画像を見てびっくり。まあ、この解像度に驚いた。

コントラストといい、シャープさといい、最高です。!

AWB、ISO200、1/160秒、F11、EV-0.3です。

ピント合わせですが、E-PL1sの液晶は屋外の炎天下ではほとんど役に立たないので、無限遠より気持ち2ミリぐらい左にピントダイヤルを回した。

Microだけあって、∞の次が5m、3mとなっているので、ほとんど∞で済みそう。(普通の目盛りは、∞、10m、5m、・・・)

このレンズ、好きになりそうです。0

OLYMPUS E-PL1s with Micro-NIKKOR 55mm F3.5

遠目のスナップです。

ピントは∞にしましたが、こうやってみると手前から奥まで、しっかり写っています。

明るい看板の彩度も申し分なし。

F11、1/800秒、EV-0.3

OLYMPUS E-PL1s with Micro-NIKKOR 55mm F3.5

オールドレンズは他の方がアップされた写真を見ていると、ソフトで淡く写っているのを良く見かけます。しかし、このマイクロニッコール55/F3.5だけは違いますね。

デジカメ側でVividの設定(彩度とシャープネスを+1)をしていますが、目に入った印象と同じか、やや高彩度に写ってます。

Xenotar(クセノタール)の銘玉というレンズだけのことはある。

F11、1/640秒、EV-0.3

OLYMPUS E-PL1s with Micro-NIKKOR 55mm F3.5

左下は手前から2台目の車にピントを合わせ、右下は無限遠です。これだけ撮れれば全く文句なし。40年近く前のオールドレンズが、現在も現役バリバリで使えるのは驚きでもあります。カメラ
ひとつ欠点を挙げれば、やっぱり110ミリはちょっと長すぎ、ってとこですね。

 
OLYMPUS E-PL1s with Micro-NIKKOR 55mm F3.5

 
 

OLDレンズを持って外に出よう(2):E-PL1s+NIKKOR-H Auto 28mm F3.5

第二弾は、ニッコールの広角入門レンズを試してみる。Nikon NIKKOR-H Auto 28mm F3.5(S/Nから1971-73年の製造)。

現在の広角レンズは、このNIKKOR-H Auto 28mm F3.5レンズをお手本にしているといってよい、としている。(千夜位一夜物語

開放F3.5からシャープさは折り紙付きだと評判だが、果たしてどうでしょうか?

E-PL1sに付けると、35ミリ換算56mm/F3.5となるので、スナップ写真などには良さそう。


この56ミリの画角はいいですね。見た目と同じ範囲が写る。

車のボンネットの暗部と背景の門扉の白のコントラストですが、シャープな写りです。

なるほど、ニッコール千夜一夜物語の寸評も頷ける。

AWB、ISO200、F11、1/400秒、EV-0.3

OLYMPUS E-PL1s with NIKKOR-H Auto 28mm F3.5

お散歩カメラとしては、軽いレンズなのは有難い。さっそく、近所をぶらついてきた。

やはり、ピント合わせは液晶では無理があるので、ピントリングを適当に回しました。

日陰ですが、F11(EV-0.3、ISO400)と絞っているので、手前は若干ピントが甘かったですが、奥までそこそこピントが合います。

OLYMPUS E-PL1s with NIKKOR-H Auto 28mm F3.5

半逆光ですが、白っちゃけることもなく、メリハリが効いている描写です。

F11に固定していますが、中央重点測光でもE-Pl1sがうまく1/1000秒と処理してくれるので、フレアー無しで撮れます。なかなか良いです。

OLYMPUS E-PL1s with NIKKOR-H Auto 28mm F3.5

OLDレンズの28mmって、四隅の湾曲(タル型現象)はどうなのか?って思いましたが、上部左右が少しだけ内側に入る感じでしょうか?

見苦しいタル型ではなく、三角屋根のようにすっきりした直線で表現されます。この程度なら問題なし。

それより、全景で解像度が高い、これは素晴らしい。

OLYMPUS E-PL1s with NIKKOR-H Auto 28mm F3.5

赤い看板も、青空も見た目と同じです。

電線とかもギザギザにならず、ちゃんと曲線のまま写る。

お散歩レンズとして1本だけ持っていくとしたら、この28mmの画角はいいですね。コントラストとシャープな写りも最高です。

OLYMPUS E-PL1s with NIKKOR-H Auto 28mm F3.5

 
 
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